特許
J-GLOBAL ID:201703003833324885

ポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体及びその連続的な製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大谷 保 ,  東平 正道
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-151903
公開番号(公開出願番号):特開2014-015498
特許番号:特許第6045825号
出願日: 2012年07月05日
公開日(公表日): 2014年01月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 四塩化炭素濃度が4質量ppm未満のポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体の連続的な製造方法であって、 下記一般式(1)で表される二価フェノール系化合物、カーボネート前駆体及び下記一般式(2)で表されるポリオルガノシロキサンを、アルカリ性化合物水溶液及び非水溶性有機溶媒の存在下に重合して得られた重合反応液を、連続的又は断続的に反応器から抜き取る工程(A)、 前記工程(A)で抜き取った重合反応液を水相と非水溶性有機溶媒相とに分離する工程(B)、 前記工程(B)で分離した非水溶性有機溶媒相を洗浄した後、水相と非水溶性有機溶媒相とに分離する工程(C)、 前記工程(C)で分離した非水溶性有機溶媒相を濃縮する工程(D)、及び 前記工程(D)で留去された非水溶性有機溶媒の一部又は全部を回収して蒸留塔にて蒸留精製する工程(E) を有し、 前記工程(E)で得られた非水溶性有機溶媒を、工程(A)の非水溶性有機溶媒の少なくとも一部として再利用するか、もしくは工程(B)で分離された水相用の抽出溶媒として再利用するか、又は両者として再利用し、 前記工程(E)において、蒸留塔の塔底液中のポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体濃度を6質量%以下に制御しながら蒸留精製することを特徴とする、ポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体の連続的な製造方法。 [式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシ基を示す。Xは単結合、炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素数5〜15のシクロアルキレン基、炭素数5〜15のシクロアルキリデン基、-S-、-SO-、-SO2-、-O-又は-CO-を示す。a及びbは、それぞれ独立に0〜4の整数を示す。] [式中、R3〜R6は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基又は炭素数6〜12のアリール基を示す。Yは、単結合、脂肪族又は芳香族を含む有機残基を示す。nは平均繰り返し数である。Zは、ハロゲン原子、-R7OH、-R7-Z'-R8-OH、-R7COOH、-R7NH2、-COOH又は-SHを示し、前記R7は、置換もしくは無置換のアルキレン基、置換もしくは無置換のシクロアルキレン基、又は置換もしくは無置換のアリーレン基を示す。前記R8は、環形成炭素数6〜12のアリーレン基を示し、前記Z'は、炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素数5〜10のシクロアルキレン基、炭素数5〜10のシクロアルキリデン基を示す。mは、0又は1を示す。]
IPC (2件):
C08G 64/18 ( 200 6.01) ,  C08G 64/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08G 64/18 ,  C08G 64/20
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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