特許
J-GLOBAL ID:201703003912131413

既存柱の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-144769
公開番号(公開出願番号):特開2016-205130
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】 既存柱の補強において、既存柱に交差する壁に手を加えられない既存柱を補強する補強構造を提供する。【解決手段】既存柱1の第1面1aに第1補強部H1を形成して耐震性を向上させる補強構造において、上記第1面1aに対向する第2面1bのみを所定の間隔を保った第2補強枠体13で囲う。上記既存柱1と上記第2補強枠体13との間に形成された空間sには、一対の軸方向筋14が配置され、充填材17を充填して第2補強部H2を形成する。上記第1補強部H1及び第2補強部H2に一対の軸方向筋14,14が備えられ、上記既存柱1とそれぞれの上記補強部H1,H2とを複数のアンカーボルト10を介して一体化する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
互いに対向する一対の側面のそれぞれに、壁や窓枠などの障害物が交差する断面四角形の既存柱であって、上記側面とは別の側面である一方の面を第1面とし、他方の面を第2面とするとともに、 上記第1,2面のそれぞれには、上記既存柱の軸方向に沿った補強必要長さにわたってそれら第1,2面を覆う第1,2補強枠体が設けられ、 これら第1,2補強枠体に囲まれた空間には充填材が充填されて、上記既存柱の軸方向に沿った補強必要長さにわたって第1,2補強部が形成され、 上記第1,2補強部のそれぞれには、上記既存柱に沿って少なくとも一対の軸方向筋が、第1,2補強部内で間隔を保って対向配置されるとともに、上記第1,2補強部に配置された上記軸方向筋が既存柱又は障害部を挟んで互いに対向する一方、 上記既存柱の上記第1,2面に打ち込まれた複数のアンカーボルトが、上記第1,2補強部に突出するとともに、これらアンカーボルトを介して第1,2補強部と既存柱とが一体化され、 第1補強部に配置された上記一対の軸方向筋は、互いに協働して、それらの対向方向の曲げ耐力が発揮され、 第2補強部に配置された上記一対の軸方向筋は、互いに協働して、それらの対向方向の曲げ耐力が発揮されるとともに、 既存柱又は障害部を挟んで対向する第1補強部の軸方向筋と第2補強部の軸方向筋とが、互いに協働して、それらの対向方向の曲げ耐力が発揮される既存柱の補強構造。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 F
Fターム (2件):
2E176AA04 ,  2E176BB29
引用特許:
審査官引用 (5件)
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