特許

J-GLOBAL ID：201703005007408480

結合分離装置

発明者： 佐伯 孝尚 ,  大塚 浩仁 ,  佐野 成寿
出願人/特許権者： 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 ,  株式会社IHIエアロスペース
代理人 (1件)： 長門 侃二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-091133
公開番号（公開出願番号）：特開2017-197097
出願日： 2016年04月28日
公開日（公表日）： 2017年11月02日
要約：

【課題】小型の締結バンドを用いた場合であっても、連結部材の破断後に締結バンドが被分離体に衝突することを防止し得る結合分離装置を提供する。【解決手段】結合分離装置は、宇宙航行体と、宇宙航行体に結合された宇宙機と、宇宙航行体及び宇宙機の接合端部のそれぞれの外周に設けられたフランジと、それぞれが部分円弧形状を有し、互いに接合された両フランジの外周に被せられる複数の締結バンド(3)と、隣接する締結バンドの端部同士を互いに引き寄せ、締結バンドを弾性変形させた状態で連結する連結部材と、宇宙機を宇宙航行体から分離するために連結部材を破断させた後に、解放された締結バンドを捕捉するためのバンドキャッチャ(4)と、を備え、さらに、解放された締結バンドが環状の周方向に移動することを抑制するための周方向移動抑制ユニット(5)を備えている。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

宇宙航行体と、 前記宇宙航行体に結合された宇宙機と、 前記宇宙航行体及び前記宇宙機の接合端部のそれぞれの外周に設けられたフランジと、 それぞれが部分円弧形状を有し、互いに接合された前記両フランジの外周に被せられる複数の締結バンドと、 隣接する前記締結バンドの端部同士を互いに引き寄せ、前記締結バンドを弾性変形させた状態で環状をなすよう連結する複数の連結部材と、 前記宇宙機を前記宇宙航行体から分離するために前記連結部材を破断させた後に、解放された前記締結バンドを捕捉するためのバンドキャッチャと、 を備え、 解放された前記締結バンドが前記環状の周方向に移動することを抑制するための周方向移動抑制ユニットを備えることを特徴とする、結合分離装置。

IPC (1件)：

B64G 1/64

FI (2件)：

B64G1/64 A ,  B64G1/64 B

引用特許：

審査官引用 (4件)

• ロケットの段間結合分離装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-248076   出願人：日産自動車株式会社
• クランプバンド拘束装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-276257   出願人：三菱重工業株式会社
• ロケットの段間結合分離装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-061288   出願人：株式会社アイ・エイチ・アイ・エアロスペース
• 特許第6357699号