特許
J-GLOBAL ID:201703006653650325

高清浄鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中前 富士男 ,  来田 義弘 ,  清井 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-085957
公開番号(公開出願番号):特開2016-204693
出願日: 2015年04月20日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】従来よりもアルミナ介在物の個数を低減でき、特に粒径が20μm以下クラスのアルミナ介在物の個数を低減可能な高清浄鋼の製造方法を提供する。【解決手段】一次精錬を行った溶鋼を出鋼工程と真空脱ガス工程で順次処理して溶製した後、連続鋳造工程でタンディッシュ10に注湯して連続鋳造するに際し、真空脱ガス工程による脱炭処理前ではなく脱炭処理後の溶鋼に金属アルミニウムを添加する高清浄鋼の製造方法であり、出鋼工程と真空脱ガス工程の間で炭素成分を添加した溶鋼を真空脱ガス工程で撹拌しながら脱炭処理した後、金属アルミニウムが添加され3〜12分撹拌処理された溶鋼を、受湯部14と排湯部15に区切り、これを連通する溶鋼流路17を形成した堰13が内部に設けられ、溶鋼流路17の受湯部14側の開口部19の受湯部14の底面22からの高さ位置を、受湯部14側の溶鋼深さの0.2倍以下としたタンディッシュ10に注湯する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
大気圧下で吹酸脱炭する一次精錬を行った溶鋼を、少なくとも出鋼工程と真空脱ガス工程で順次処理して溶製した後、連続鋳造工程でタンディッシュに注湯して連続鋳造するに際し、前記真空脱ガス工程による脱炭処理前ではなく該脱炭処理後の溶鋼に金属アルミニウムを添加する高清浄鋼の製造方法であって、 前記出鋼工程と前記真空脱ガス工程の間で炭素成分を溶鋼に添加し、該溶鋼を前記真空脱ガス工程で撹拌しながら前記脱炭処理し、該脱炭処理後に前記金属アルミニウムが添加された溶鋼を3分以上12分以下撹拌処理し、 溶鋼を受け入れる受湯部と該溶鋼を連続鋳造する鋳型に注入する排湯部とに区切る堰が内部に設けられ、前記受湯部と前記排湯部を連通する1又は複数の溶鋼流路が前記堰に形成され、しかも、前記溶鋼流路の前記受湯部側に位置する開口部の該受湯部の底面からの高さ位置を、前記受湯部側の溶鋼深さの0.2倍以下とした前記タンディッシュに、前記金属アルミニウムの添加後に前記撹拌処理した溶鋼を注湯することを特徴とする高清浄鋼の製造方法。
IPC (6件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/068 ,  C21C 7/10 ,  B22D 11/10
FI (7件):
C21C7/06 ,  C21C7/00 H ,  C21C7/04 B ,  C21C7/00 B ,  C21C7/068 ,  C21C7/10 A ,  B22D11/10 310G
Fターム (16件):
4K013AA07 ,  4K013AA09 ,  4K013BA02 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013BA17 ,  4K013CD04 ,  4K013CE06 ,  4K013CF15 ,  4K013DA03 ,  4K013DA08 ,  4K013DA12 ,  4K013DA13 ,  4K013DA14 ,  4K013EA19 ,  4K013EA30
引用特許:
出願人引用 (5件)
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