特許
J-GLOBAL ID:201703007066708600

空気流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-179237
公開番号(公開出願番号):特開2017-053787
出願日: 2015年09月11日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】絞り部11の下流側で渦の発生を抑制することにより、逆流時における流量検出素子13の検出精度を向上できる空気流量測定装置を提供する。【解決手段】バイパス通路7に設けられる絞り部11は、絞り通路7aの断面積が最も小さく成る最大絞り部11aを有し、この最大絞り部11aに流量検出素子13が配置される。最大絞り部11aより下流側には、絞り通路7aの断面積が一定の割合で拡大する断面積拡大領域11cを有する。断面積拡大領域11cの上流端(最大絞り部11a)での断面積をA[mm2]、断面積拡大領域11cの下流端での断面積をB[mm2]、断面積拡大領域11cの上流端から下流端までの距離をX[mm]とした時に、(B-A)/Xによって定義される断面積拡大率が1.5[mm2/mm]以下に設定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
空気通路を流れる空気の一部を取り込むバイパス通路(7)と、 このバイパス通路を流れる空気の流量を測定する流量検出素子(13)と、 前記バイパス通路を流れる空気の流れ方向に所定の範囲で前記バイパス通路の断面積を減少させる絞り部(11)とを有し、 前記バイパス通路の前記絞り部が設けられる領域を絞り通路(7a)と呼ぶときに、この絞り通路内に前記流量検出素子が配置される空気流量測定装置(1)であって、 前記絞り部は、前記絞り通路の断面積が最も小さくなる最大絞り部(11a)から下流側へ向かって前記絞り通路の断面積が一定の割合で拡大すると共に、前記バイパス通路の壁面と交わる下流端で前記絞り通路の断面積が前記バイパス通路の断面積と等しく形成される断面積拡大領域(11c)を有し、 前記断面積拡大領域の上流端での前記絞り通路の断面積をA[mm2]、前記断面積拡大領域の下流端での前記絞り通路の断面積をB[mm2]、前記絞り通路を流れる空気の流れ方向に沿った前記断面積拡大領域の上流端から下流端までの距離をX[mm]とした時に、 断面積拡大率=(B-A)/X .................................(1) 上記(1)式によって定義される前記断面積拡大率を1.5[mm2/mm]以下に設定することを特徴とする空気流量測定装置。
IPC (2件):
G01F 1/684 ,  G01F 1/00
FI (3件):
G01F1/684 B ,  G01F1/684 A ,  G01F1/00 S
Fターム (5件):
2F030CC14 ,  2F030CD02 ,  2F030CF09 ,  2F035AA02 ,  2F035EA03
引用特許:
審査官引用 (9件)
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