特許
J-GLOBAL ID:201703008466202664

ガス分析用前処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 西浦 ▲嗣▼晴 ,  ▲高▼見 良貴 ,  出山 匡 ,  酒井 俊尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-176635
公開番号(公開出願番号):特開2017-053681
出願日: 2015年09月08日
公開日(公表日): 2017年03月16日
要約:
【課題】寒剤を必要とせず、ガス分析用の前処理を行うことを可能とするガス分析用前処理装置を提供する。【解決手段】ガス分析用前処理装置101は、主に、ガス流路103と、冷却部105と、ガス流路を切り換えるガス流路接続切換手段である複数のバルブV101〜V105とを備えている。冷却部105は、捕集部113を冷却する部分であり、熱伝導体と、冷却装置127と、密閉構造物とから構成されている。冷却装置127は、電気エネルギを利用して接触型冷却部を極低温にすることが可能なものである。冷却装置127を用いて、捕集部113を分析対象ガスが固体化する第1の温度にし、その後、捕集部113を分析対象ガスのみが気体になる第2の温度にする。この処理を行うことにより、混合ガスから不純物ガスを除去し、分析対象ガスを抽出することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
混合ガスから、前記混合ガスに含まれる複数種類のガスのうち、固体化温度が最も低いガスを分析対象ガスとし分離して、他の種類のガスを不純物ガスとして捕集するために複数段階の温度に冷却される捕集部を有するガス流路と、 前記ガス流路の前記捕集部を前記複数段階の温度に冷却する冷却装置と、 前記ガス流路内を真空にする際には前記ガス流路を真空ポンプに接続し、前記ガス流路内を真空にした後に前記混合ガスを前記ガス流路に導入する際には前記ガス流路をガス発生源に接続し、前記捕集部で分離された前記分析対象ガスをガス分析装置に供給するために前記ガス流路を前記ガス分析装置に接続するガス流路接続切り換え手段とを備えてなるガス分析用前処理装置であって、 前記捕集部の外周を囲む熱伝導体をさらに備え、 前記冷却装置は、前記熱伝導体と接触して前記捕集部を設定温度まで均一に冷却する接触型冷却部を備えて、電気エネルギを利用して前記接触型冷却部の温度を任意に調整可能な温度調整機能を有していることを特徴とするガス分析用前処理装置。
IPC (3件):
G01N 1/22 ,  G01N 31/00 ,  G01N 1/00
FI (6件):
G01N1/22 X ,  G01N31/00 E ,  G01N31/00 Y ,  G01N1/00 101R ,  G01N1/00 101S ,  G01N1/22 B
Fターム (24件):
2G042AA01 ,  2G042BB05 ,  2G042CA02 ,  2G042CB03 ,  2G042EA05 ,  2G042FA01 ,  2G042FB02 ,  2G042GA01 ,  2G042HA02 ,  2G042HA05 ,  2G052AA06 ,  2G052AB06 ,  2G052AD06 ,  2G052AD26 ,  2G052AD42 ,  2G052CA03 ,  2G052CA04 ,  2G052CA12 ,  2G052EB11 ,  2G052EB13 ,  2G052ED01 ,  2G052GA27 ,  2G052HA17 ,  2G052HC22
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (10件)
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