特許

J-GLOBAL ID：201703011430360450

水膨潤性層状ケイ酸塩の製造方法

発明者： 田村堅志 ,  佐久間博
出願人/特許権者： 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-197282
公開番号（公開出願番号）：特開2017-071512
出願日： 2015年10月05日
公開日（公表日）： 2017年04月13日
要約：

【課題】高温での加熱が不要であり、沈殿剤を使用することなく、簡易な工程によって、非膨潤性の層状ケイ酸塩から膨潤性の層状ケイ酸塩を製造する方法を提供する。【解決手段】水に対して非膨潤性の層状ケイ酸塩から水に対して膨潤性の層状ケイ酸塩を製造する方法であって、該層状ケイ酸塩は、1枚の八面体シートと2枚の四面体シートが四面体シート/八面体シート/四面体シートの順で積層された単位層の少なくとも2つ及び該単位層の間のKイオンを含み、該方法が、 該非膨潤性の層状ケイ酸塩を、0.5当量/l以上の濃度の水和性カチオン塩の水溶液と接触させて、Kイオンを該水和性カチオンへとイオン交換する工程、を含む方法。【選択図】図7

請求項（抜粋）：

水に対して非膨潤性の層状ケイ酸塩から水に対して膨潤性の層状ケイ酸塩を製造する方法であって、該層状ケイ酸塩は、1枚の八面体シートと2枚の四面体シートが四面体シート/八面体シート/四面体シートの順で積層された単位層の少なくとも2つ及び該単位層の間のKイオンを含み、該方法が、 該非膨潤性の層状ケイ酸塩を、0.5当量/l以上の濃度の水和性カチオン塩の水溶液と接触させて、Kイオンを該水和性カチオンへとイオン交換する工程、 を含む方法。

IPC (1件)：

C01B 33/42

FI (1件)：

C01B33/42

Fターム (22件)：

4G073BA03 ,  4G073BA04 ,  4G073BA05 ,  4G073BA10 ,  4G073BA11 ,  4G073BA12 ,  4G073BA13 ,  4G073BA32 ,  4G073BA36 ,  4G073BA40 ,  4G073BA44 ,  4G073BA48 ,  4G073BA52 ,  4G073BA57 ,  4G073BA58 ,  4G073CM22 ,  4G073FA30 ,  4G073FD08 ,  4G073GA01 ,  4G073GA03 ,  4G073GA11 ,  4G073UA08

引用特許：

審査官引用 (3件)

• リチウムイオン二次電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-151986   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 酸により膨張可能な雲母の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-078389   出願人：周明輝, チュージュリア
• 発光性樹脂組成物、そのフィルム状成形体、および高分子自立膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-273797   出願人：独立行政法人物質・材料研究機構

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Uptake of Cesium and Strontium Ions by Artificially Altered Phlogopite