特許
J-GLOBAL ID：201703012852936629
電池電源の絶縁抵抗測定方法および測定装置
出願人/特許権者：
富士電機株式会社
富士電機株式会社 について
代理人 (2件)： 山口 巖 , 山本 浩
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-052116
公開番号（公開出願番号）：特開2017-075929
出願日： 2016年03月16日
公開日（公表日）： 2017年04月20日
要約：
【課題】多数の単位電池を直並列接続して構成した非接地の電池電源を備えた電池電源システムにおいて、電池電源の絶縁抵抗を煩雑な測定操作をすることなく測定することのできる測定方法および測定装置を提供する。【解決手段】電池電源の正極端と負極端との間に、高抵抗の第1抵抗器と低抵抗の第2抵抗器とを直列接続して構成した正極性および負極性電圧検出回路を直列接続し、第3抵抗器とダイオードと測定極性を選択するスイッチとを直列接続して構成した正極側接地電流検出回路と負極側接地電流検出回路を前記ダイオードの極性を逆極性にして並列接続して前記2組の電圧検出回路の中間接続点と接続点との間に接続し、前記各極性の電圧検出回路の第2抵抗器から取り出した電圧と前記各極性の接地電流検出回路の第3抵抗器から取り出した電圧または両極性の合計電圧との比に基づいて電池電源の絶縁抵抗を求める。【選択図】図1
請求項（抜粋）：
ユニット化された単位電池を複数直列接続して列電池を構成し、この列電池を複数並列接続して構成した電池電源を備え、この電池電源から給電電路を介して負荷へ給電する直流給電回路において、
それぞれ高抵抗値の第1抵抗器と低抵抗値の第2抵抗器とを直列接続して構成した正極側電圧検出回路および負極側電圧検出回路を設け、この2組の電圧検出回路を直列に接続して前記電池電源の正(P)極および負(N)極出力端子間に接続するとともに、それぞれ第3抵抗器とダイオードと測定極性を切り換えるスイッチとを直列接続して構成した正極側接地電流検出回路および負極側接地電流検出回路とを設け、この2組の接地電流検出回路を前記ダイオードの極性を逆極性にして並列接続して前記2組の電圧検出回路の中間接続点と接地点との間に接続し、前記各組の電圧検出回路の第2抵抗器から基準電圧を取り出し、かつ、前記各組の接地電流検出回路の第3抵抗器から検出電圧を取り出し、前記各組の電圧検出回路から取り出した基準電圧と、前記各組の接地電流検出回路から取り出した正極側検出電圧および負極側検出電圧の合計電圧に基づいて前記電池電源の絶縁抵抗値を演算によって求めることを特徴とする電池電源の絶縁抵抗測定方法。
IPC (1件)：
FI (1件)：
Fターム (11件)：
2G028AA02
, 2G028BE04
, 2G028CG03
, 2G028DH02
, 2G028DH03
, 2G028FK01
, 2G028FK07
, 2G028FK08
, 2G028FK09
, 2G028LR06
, 2G028MS01
引用特許：
Copyright (c) 2009 Japan Science and Technology Agency. All Rights Reserved