特許
J-GLOBAL ID:201703015763547677
材料の疲労特性の評価方法および構造体の余寿命を推定する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡邉 勇
, 廣澤 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-159515
公開番号(公開出願番号):特開2017-037034
出願日: 2015年08月12日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】材料の疲労特性を簡易に評価する方法を提供する。【解決手段】本方法は、同一の時点において、材料に発生する複数の応力にそれぞれ対応する複数の温度変化量を取得し、複数の温度変化量と、複数の応力とから特定される座標系上の複数のデータ点を2つのグループに分割し、2つのグループに属するデータ点に線形回帰を実行して、2つの回帰式を作成し、複数の温度変化量と、複数の応力を2つの回帰式に代入して得られた複数の数値との残差の合計が最小となる2つのグループを決定し、決定された2つのグループについて作成された2つの回帰式を決定し、決定された2つの回帰式で表される2つの直線の交点から特定される応力を、材料の疲労限界と推定する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
材料に荷重を繰り返し加えることで前記材料に応力を生じさせながら、前記材料の温度変化量を取得し、
前記材料に加える荷重を変えながら、前記温度変化量を取得する工程を複数回繰り返して、複数の応力についての前記温度変化量の時間変化を取得し、
同一の時点において、前記複数の応力にそれぞれ対応する複数の温度変化量を取得し、
前記複数の温度変化量と、前記複数の応力とから特定される座標系上の複数のデータ点を2つのグループに分割し、
前記2つのグループに属する前記データ点に線形回帰を実行して、2つの回帰式を作成し、
前記複数の温度変化量と、前記複数の応力を前記2つの回帰式に代入して得られた複数の数値との残差の合計を算出し、
グループに属する前記データ点の組み合わせを変えながら、前記データ点の2つのグループへの分割、前記2つの回帰式の作成、および前記残差の合計の算出を繰り返し、
前記残差の合計が最小となる2つのグループを決定し、
前記決定された2つのグループについて作成された2つの回帰式を決定し、
前記決定された2つの回帰式で表される2つの直線の交点から特定される応力を、前記材料の疲労限界と推定することを特徴とする方法。
IPC (4件):
G01N 3/34
, G01N 3/32
, G01J 5/00
, G01N 25/20
FI (4件):
G01N3/34 A
, G01N3/32 H
, G01J5/00 101Z
, G01N25/20 Z
Fターム (20件):
2G040AB12
, 2G040AB19
, 2G040CA02
, 2G040CA12
, 2G040CA23
, 2G040DA06
, 2G040GB06
, 2G040HA16
, 2G061AA01
, 2G061AA02
, 2G061AA07
, 2G061AB05
, 2G061BA04
, 2G061EA03
, 2G061EA10
, 2G061EC02
, 2G066AA15
, 2G066AC20
, 2G066CA02
, 2G066CA11
引用特許: