特許
J-GLOBAL ID:201703017416308371

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-021751
公開番号(公開出願番号):特開2017-141682
出願日: 2016年02月08日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】デポジット付着の問題を発生させることなく、少噴射量時における低貫徹・広角噴霧を実現することのできる燃料噴射ノズルを提供することにある。【解決手段】燃料噴射ノズルは、内側開口17の径をDi、外側開口18の径をDo、噴孔6の軸方向の長さをL、DiとDoとの差分とLとの比である噴孔テーパ度をXとしたとき、下記の式1を満たすようにこれらの値を設定する。式1・・X={(Di-Do)/L}×100≧5。すなわち、噴孔テーパ度Xを5以上の値に設定することで、公知例の噴孔形状を採用することなく、つまり、デポジット付着の問題を発生させることなく、少噴射量時における低貫徹・広角噴霧を実現することができる。また、噴孔軸Zは、サック軸Yに対してそれぞれ所定の傾斜角度θだけ傾いている。また、噴孔軸Zに対して垂直な噴孔断面積は、内側開口17から外側開口18に向かって線形に縮小している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
先端側が半球面(15)である円筒状のサック室(5)、およびこのサック室に開口する噴孔(6)を有するノズルボディ(2)と、 軸方向に往復移動することで前記噴孔を通じた燃料の噴射を開始させたり停止させたりするニードル(3)と を備え、 前記噴孔は、前記サック室を構成する内壁、および前記ノズルボディの外壁のそれぞれに円形の開口を有する燃料噴射ノズル(1)において、 前記噴孔の2つの開口の内、前記サック室を構成する内壁における開口である内側開口(17)の径をDi、 前記ノズルボディの外壁における開口である外側開口(18)の径をDo、 前記噴孔の軸方向の長さをL、 前記Diと前記Doとの差分と前記Lとの比である噴孔テーパ度をXとしたとき、 X={(Di-Do)/L}×100≧5 の関係を満たすことを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (1件):
F02M 61/18
FI (2件):
F02M61/18 330Z ,  F02M61/18 320Z
Fターム (6件):
3G066AA07 ,  3G066BA32 ,  3G066CC21 ,  3G066CC26 ,  3G066CC48 ,  3G066CD30
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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