特許
J-GLOBAL ID:201703018641206029

蛍光画像解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061211
公開番号(公開出願番号):特開2017-169960
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】励起光を人体の一部に照射し、照射された部位から発せられる蛍光を撮影した蛍光画像から異常部位を特定する蛍光画像解析装置に関し、異常部位の範囲について客観性を高めた装置を提供する。【解決手段】蛍光画像を撮影する撮影装置は、425nm以下の波長の光を人体の一部に照射する光源を備えており、好ましくは500nm以下の光を遮断するフィルタが備えられている。蛍光画像解析装置は、蛍光画像を撮影する撮影装置で撮影された蛍光画像を記憶装置から読み込んで、蛍光画像の各画素を赤成分、緑成分、青成分に分割し、記憶装置から読み出られた蛍光画像に、術者が任意の範囲を指定し、指定された範囲内の緑成分の平均値を算出し、指定された範囲内で平均値より暗い画素を蛍光ロス部位(異常推定部位)として色分けして表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
医科や歯科で用いられる蛍光撮影装置で撮影された蛍光画像から異常部位の検出に使用する蛍光画像解析装置であって、記憶装置、表示装置、演算装置、インターフェイスを有し、 インターフェイスによって記憶装置に読み込まれた蛍光画像から演算装置にて各画素を赤成分、緑成分、青成分に分割し、それぞれの画素値である成分画素値を算出し、演算装置にて算出することで以下の何れかの画像を表示することを特徴とする異常部位の検出に使用する蛍光画像解析装置。 (1)成分画素値の平均値を算出し、平均値を閾値として表示する平均値蛍光画像、及び又は (2)隣接した画素の画素値の変化率の2次元分布である変化率蛍光画像、及び又は (3)画素値から一定のオフセット値を減算し、さらに一定のゲインを乗算した規格化蛍光画像、及び又は (4)蛍光画像撮影時に使用した照明の明るさ分布を、蛍光画像の各画素の分布から除算した均一化蛍光画像、及び又は (5)蛍光画像が被写体と蛍光画像撮影に使用した装置との距離情報を各画素毎に有し、距離情報の2乗に比例した値を各画素の画素値に乗算した距離補正蛍光画像、 (6)(3)規格化蛍光画像、(4)均一化蛍光画像、(5)距離補正蛍光画像のいずれか2つ以上を組合せた組合せ蛍光画像 (7)(3)規格化蛍光画像、(4)均一化蛍光画像、(5)距離補正蛍光画像、(6)組合せ蛍光画像のいずれかを元蛍光画像とし、(1)平均値蛍光画像または(2)変化率蛍光画像
IPC (5件):
A61B 10/00 ,  G01N 21/64 ,  A61C 19/04 ,  A61B 1/00 ,  A61B 1/24
FI (5件):
A61B10/00 E ,  G01N21/64 Z ,  A61C19/04 J ,  A61B1/00 300D ,  A61B1/24
Fターム (19件):
2G043AA03 ,  2G043CA05 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043LA03 ,  2G043MA16 ,  2G043NA01 ,  2G043NA05 ,  2G043NA06 ,  4C052NN05 ,  4C052NN15 ,  4C161AA08 ,  4C161BB08 ,  4C161QQ04 ,  4C161SS07 ,  4C161WW17
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る