特許
J-GLOBAL ID:201703019874887502

無線受信装置および受信データ復元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイミー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-172086
公開番号(公開出願番号):特開2017-050682
出願日: 2015年09月01日
公開日(公表日): 2017年03月09日
要約:
【課題】ストリーム数が多い場合であっても、受信データの復元率を高めること。【解決手段】無線受信装置は、伝送信号を構成するシンボルごとに、冗長部の信号を除去してデータ部の信号を抽出する(S8)。また、シンボルごとに、冗長部の信号を用いて算出されたシンボル全体の位相回転の変化量を線形近似することによって、データ部の時間単位の位相回転量を推定する(S5,S6)。その後、推定された時間単位の位相回転量に応じて、データ部の信号を信号ごとに個々に補正して、パケット単位で、1シンボル内および複数シンボルに亘りデータ部の信号を追従補正する(S7,S10)。このようにして補正されたデータ部の信号が、サブキャリア信号に変換される(S12)。【選択図】図10
請求項(抜粋):
MIMO方式によってマルチキャリア伝送を行う無線通信システムに用いられる受信装置であって、 複数ストリームの送信信号を受信する複数の受信アンテナと、 前記各受信アンテナにおいて受信されたRF帯域の信号を復調し、ベースバンド帯域の信号を出力する復調手段と、 前記ストリーム単位で、前記ベースバンド帯域の伝送信号をデジタル処理することによって、受信データを復元するデジタル処理手段とを備え、 前記デジタル処理手段は、 前記伝送信号を構成するシンボルごとに、冗長部の信号を除去してデータ部の信号を抽出する抽出手段と、 前記シンボルごとに、前記冗長部の信号を用いて算出された前記シンボル全体の位相回転の変化量を線形近似することによって、前記データ部の時間単位の位相回転量を推定する推定手段と、 前記推定手段により推定された時間単位の位相回転量に基づいて、前記データ部の信号を信号ごとに個々に補正して、パケット単位で、1シンボル内および複数シンボルに亘り前記データ部の信号を追従補正する補正手段と、 前記補正手段により補正された前記データ部の信号を、サブキャリア信号に変換する変換手段とを含む、無線受信装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04J 99/00
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04J15/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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