特許
J-GLOBAL ID:201703020986807623

観測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 甲斐 哲平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-094190
公開番号(公開出願番号):特開2017-203650
出願日: 2016年05月09日
公開日(公表日): 2017年11月16日
要約:
【課題】フィルタ処理や平滑化処理を行うことなく、計測データを直接的に処理し、計算時間と計算コストを軽減する観測システムを提供する。【解決手段】測位手段110と、測位データ記憶手段121、標本抽出手段、標本代表値算出手段、観測値算出手段、変位ベクトル算出手段126を備え、衛星測位によって観測点の変位を求めるシステムであり、標本抽出手段は、観測時刻から遡った所定時間内の測位データを原標本とするもので、標本代表値算出手段は、原標本を代表する標本代表値を算出するものである。また観測値算出手段は、所定の観測期間が経過するたびに標本代表値に基づいて観測値を算出するもので、変位ベクトル算出手段126は、観測点における2時期の観測値に基づいてその観測点の変位ベクトルを算出するものである。【選択図】図6
請求項(抜粋):
測位衛星によって、斜面上に配置される複数の観測点を測位することで、該斜面の変動を判定する観測システムにおいて、 前記斜面上に配置された複数の前記観測点に対して、水平面内で表される傾斜方向がそれぞれ個別に設定されるとともに、略同一のすべり方向線上にある前記観測点同士があらかじめグループ化され、 前記観測点の位置を、測位衛星の恒星日を分割して設定される測位時刻ごとに測位する測位手段と、 前記測位手段によって得られた測位データを、記憶する測位データ記憶手段と、 同じ前記測位時刻に測位された複数の過去の前記測位データに基づいて、前記観測点ごとに基準値を算出する基準値算出手段と、 前記測位データと該測位データに対応する前記基準値とに基づいて、当該観測点の変位量及び変位方向からなる変位ベクトルを算出する変位ベクトル算出手段と、 前記観測点の変位量があらかじめ定めた変位量閾値を超え、かつ変位方向の水平成分が前記傾斜方向を中心とする所定範囲内にあるときに、該観測点が移動したと判断するとともに、同一グループ内の観測点の移動判断に基づいてグループごとに異常を判定し、さらにグループの異常判定に基づいて前記斜面の変動を判定する変動判定手段と、を備え、 前記測位データに対応する前記基準値は、該測位データの観測点と同一の観測点を、該測位データの前記測位時刻と同じ測位時刻に測位した測位データに基づいて求められる基準値である、ことを特徴とする観測システム。
IPC (4件):
G01C 15/00 ,  G01S 19/14 ,  G01S 19/43 ,  G08B 21/10
FI (5件):
G01C15/00 102C ,  G01S19/14 ,  G01S19/43 ,  G01C15/00 104Z ,  G08B21/10
Fターム (14件):
2F076BA01 ,  2F076BB09 ,  2F076BD17 ,  2F076BE07 ,  2F076BE09 ,  2F076BE17 ,  5C086AA14 ,  5C086CA25 ,  5C086DA08 ,  5J062AA09 ,  5J062BB08 ,  5J062CC07 ,  5J062EE04 ,  5J062HH09
引用特許: 引用文献:
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