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J-GLOBAL ID:201802211441122930   整理番号:18A1979301

ガラス繊維強化ポリ乳酸複合材料の繊維樹脂界面強度特性に及ぼす分解抑制処理と水環境の影響

Influence of Treatment against Decomposition and Water Absorption on Fiber Matrix Interfacial Shear Strength of Glass Fiber Reinforced PLA
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号: 10  ページ: 937-942(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)は自動車,モータボートなどの様々な用途に使用されてきた。熱硬化性樹脂をマトリックスとして用いるGFRPはリサイクルが困難であるため,リサイクル性に優れた熱可塑性樹脂が注目されている。特に,植物由来の生分解性樹脂であるポリ乳酸(PLA)は環境に優しい材料として注目されている。PLAがFRPのマトリックスとして使用されるとき,通常の石油ベースのプラスチックと同様に使用時の加水分解を抑制する必要がある。最近,PLAの分解速度を減少させる方法がPLAとアニーリング処理による分解抑制剤(ポリメタクリル酸メチル:PMMA)を組み合わせることによって開発された。メチルエステル基がPLAのエステル基を保護する分解抑制剤PMMAに対して,使用中の加水分解を抑制した。アニーリング処理を行うことにより,PLAの結晶化度が増加し,加水分解の進行が遅延した。上記のように,加水分解に対するより高い抵抗性を有するPLAが開発されているが,PLA分解抑制剤をマトリックスとして用いたGFRPの機械的性質はまだ明らかにされていない。本研究では,GF/PLAモデル複合材料を用いて単一繊維引抜試験を行い,分解抑制剤とアニーリング処理の影響を明らかにした。繊維/マトリックス界面せん断強さは水吸収により低下したが,分解抑制剤とアニーリング処理によるGF/PLAの分解速度は最も低く,優れた耐水性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  充填剤,補強材 
引用文献 (24件):
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