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J-GLOBAL ID:201802213677945096   整理番号:18A1981993

タイプ2赤果肉リンゴ品種‘紅の夢’の果肉着色に及ぼす低温,遮光,摘葉及び着果量の影響

Effects of Low Temperature, Shading, Defoliation, and Crop Load on the Flesh Coloration of the Type 2 Red-fleshed Apple ‘Kurenainoyume’
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 452-461(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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‘紅の夢’は,新しく育成されたピンクの果肉色を持つタイプ2赤果肉リンゴである。著者らの以前の研究において,‘紅の夢’リンゴ果実の果皮,果肉,及び果芯の赤色着色に及ぼす光条件の影響を明らかにした。本研究では,果肉の赤色着色に及ぼす温度,遮光,摘葉及び着果量の影響を調べた。低温は,果肉着色を改善した。5°Cまたは10°Cで冷却処理を受けたリンゴは,温度依存的に対照(冷却処理なし)よりもLab色空間のa*値が高かった。低温は,数試験年で可溶性固形物含量を減少させたが,新鮮重,リンゴ酸含量及び果肉硬度には影響を及ぼさなかった。これによって,果皮着色に対する温度の影響と同様に,果肉着色に対する温度の重要性が確認された。リンゴ樹に8月1日(満開後82日)から10月28日(同じく170日)まで遮光率50%の寒冷紗で被覆すると,果肉着色は負の影響を受け,新鮮重,可溶性固形物含量及びリンゴ酸含量は対照処理(遮光なし)と比較して低くなった。また,果肉着色に及ぼす摘葉(対照の1/7)及び着果量(通常の対照着果量の2~3倍)の影響も調べた。摘葉と過着果量の両者ともa*値を低下させたが,果実品質に関連したパラメータに及ぼすそれらの影響は明らかでなかった。遮光,摘葉,及び着果量のすべての処理が光合成効率と光合成同化物分布に関連しているので,著者らの試験結果でも,光合成同化物(炭水化物)が果肉着色に影響する重要な因子の1つであることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  植物生理学一般 
引用文献 (32件):

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