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J-GLOBAL ID：201802219355495293   整理番号：18A0359280

UAVリモートセンシングおよび登熟期の気象データに基づく玄米タンパク含有率推定

Protein Content Estimation of Brown Rice Based on UAV Remote Sensing and Meteorological Data of Grain-filling Period

著者 (6件)： 濱侃 (千葉大 大学院理学研究院) ,  濱侃 (日本学術振興会) ,  田中圭 (日本地図セ) ,  望月篤 (千葉県農林総合研究セ) ,  鶴岡康夫 (千葉県農林総合研究セ) ,  近藤昭彦 (千葉大 環境リモートセンシング研究セ)
資料名： 日本リモートセンシング学会誌  (Journal of the Remote Sensing Society of Japan)
巻： 38  号： 1  ページ： 35-43  発行年： 2018年01月31日 
JST資料番号： X0714A  ISSN： 0289-7911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・コメの食味は,主に登熱季の気温が影響するアミロース含有率と窒素条件が影響する玄米蛋白含有率に依存し,両者が低いほど食味は向上。
・無人機リモートセンシング(UAV-RS)と登熱期の気温を用いて稲体窒素含有率に加えて,子実への同化産物の輸送と蓄積過程を考慮した玄米蛋白推定モデルを導出。
・UAV-RSの玄米蛋白推定の観測時期は,出穂期及びその30日後のNDVIの玄米蛋白に対して高相関を呈示。
・UAV-RSで得たNDVIと登熱期の気温データを統合した結果,最高相関の気温に平均時期は品種に依存。

シソーラス用語： 無人機 ,  *リモートセンシング ,  *玄米 ,  タンパク質 ,  アミロース ,  正規化植生指数 ,  *地表気温 ,  窒素 ,  *農業気象 ,  *登熟
準シソーラス用語： NDVI ,  登熟期

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  農業気象  (DC05030Z)

引用文献 (36件)：

• 1) 大友孝憲,吉田茂敏,白石真貴夫,斉藤清男 : 水稲の登熟気温が米の窒素,アミロース含有率および食味に与える影響,日本作物学会九州支部会報,(59),pp.38-40,1992.
• 2) 境谷栄二,井上吉雄 : リモートセンシングによる玄米タンパク含有率の推定精度に影響する誤差要因,日本作物学会紀事,81 (3),pp.317-331,2012.
• 3) 井上吉雄 : 高解像度光学衛星センサによる植物·土壌情報計測とスマート農業への応用,日本リモートセンシング学会誌,37 (3),pp.213-223,2017.
• 4) 農林水産省 : スマート農業の実現に向けた研究会,2017[cited 2017 8/18] ; http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_smart_nougyo/.
• 5) 井上吉雄,横山正樹 : ドローンリモートセンシングによる作物·農地診断情報計測とそのスマート農業への応用,日本リモートセンシング学会誌,37 (3),pp.224-235,2017.

タイトルに関連する用語 (8件)： UAV ,  リモートセンシング ,  登熟期 ,  気象データ ,  玄米 ,  タンパク ,  含有率 ,  推定