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J-GLOBAL ID:201802220788804298   整理番号:18A1982002

日本における季節外れの花芽形成能が高いアジサイ(Hydrangea spp.)品種の選抜

Selection of Hydrangea (Hydrangea spp.) Cultivars with High Potential for Unseasonable Flower Bud Production in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 532-540(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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アジサイ(Hydrangea spp.)の花芽は通常夏の終わりから秋に分化するが,いくつかの品種は春に花芽を分化することもできる。本研究では,摘心処理によって誘導された腋芽での花芽形成を評価することにより,日本でそのような季節外れの花芽形成能が高い品種を選択した。また,摘心時期,及び2つの枝タイプ:前年の秋に形成された芽から発達した古い枝と今春に形成された新梢とによる差異を調べた。‘Christma’,‘Enless Summer’,及び‘Rosea’が,古い枝の腋芽に季節外れの花芽形成をする頻度(それぞれ90.0%,80.0%,及び90.0%),及び新梢の腋芽にそれを形成する頻度(3品種とも90.0%)が最も高いことが明らかになった。4月中旬に摘心した場合,両枝型に形成された腋花芽は7月上旬~8月中旬に開花し,同じ品種で季節的に生産された花芽の場合より約1か月遅い開花であった。‘Christma’,‘Enless Summer’,及び‘Rosea’では,2011年には,それぞれ,古い枝上に発達した腋芽の98.0%,90.5%,及び84.0%で開花したのに対し,2012年には,それぞれ63.2%,54.9%,及び75.3%で開花した。新梢の腋芽でも,古い枝の場合より開花率が低かった2011年の‘Christma’と2012年の‘Enless Sumer’の場合を除いて,同様な開花率が見られた。‘Rosea’では,摘心処理直後から花芽分化が始まり,4月下旬以降に摘心処理を行うと花芽形成率が低下した。これらの結果から,‘Christma’,‘Enless Summer’,‘Rosea’は,早春に摘心処理すると季節外れの開花能が高くなると考察された。しかし,摘心した新梢では,季節外れの花芽形成が,しばしば抑制される可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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花き・花木  ,  発生,成長,分化  ,  作物の品種 
引用文献 (18件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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