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J-GLOBAL ID：201802227651109130   整理番号：18A1236863

木造五重塔の心柱の応答制御技術

RESPONSE CONTROL TECHNIQUE OF THE CENTRAL COLUMN IN TIMBER FIVE-STORIED PAGODA

著者 (9件)： 佐藤信夫 (松井建設) ,  花里利一 (三重大学) ,  内田龍一郎 (内田建築構造コンサルタント) ,  荻原幸夫 (元) ,  三須基規 (昭和電線ケーブルシステム) ,  坂本功 (東京大学) ,  高山峯夫 (福岡大学) ,  中井孝 (元(独)森林総合研究所) ,  近藤典夫 (日本大学)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 24  号： 57  ページ： 619-624(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木造五重塔の心柱の応答制御技術を開発することに成功した。構造フレームと心柱の間に設置された開発制振装置により,心柱の上部の応答変位が50%低減されることを実証した。この技法を,福岡で新築されるた木造五重塔に適用した。建設完了以来,解析モデルだけでなく設置装置の有効性を検証するための地震監視も行われている。非線形フレームモデルを用いた三次元解析を,微動測定と二つの地震記録の両方と比較した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *塔状構造物 ,  *木構造 ,  柱 ,  振動制御 ,  装置 ,  解析モデル ,  変位 ,  非線形解析 ,  三次元 ,  地震観測 ,  常時微動 ,  地震記象 ,  *制振構造 ,  炭素繊維 ,  応答スペクトル ,  応答解析 ,  五重塔 ,  制振装置 ,  地震応答解析 ,  常時微動観測 ,  立体
準シソーラス用語： ダンパ ,  常時微動測定 ,  地震記録

著者キーワード (8件)： 木造 ,  地震 ,  制振 ,  心柱 ,  木材の5階建てペゴダ ,  地震観測 ,  振動制御ダンパ ,  中央柱

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (8件)：

• 1) 大山, 藤田:伝統的木造五重塔の振動特性に関する研究 その1 歴史地震による被災状況, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.249〜250, 2002
• 2) 花里, 藤田ほか:木造伝統構法五重塔の動的挙動の調査 新設五重塔の常時微動と自由振動の測定, 第11 回日本地震工学シンポジウム, 2002.11
• 3) 花里, 荻原, 稲山ほか:木造伝統構法五重塔の設計における構造安全性の検討, 日本建築学会技術報告書第7 号, pp.33〜38, 1999.02
• 4) 千葉, 藤田, 腰原ほか:振動台加振実験から得られた伝統的木造構法五重塔の基礎的な振動特性, 日本建築学会構造系論文集, 第614 号, pp.69〜75, 2007.04
• 5) 横山,北条, 芦川:炭素繊維補強材の耐久性評価に関する実験的研究, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp.781〜782, 2008.09

タイトルに関連する用語 (3件)： 木造 ,  五重塔 ,  応答制御