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J-GLOBAL ID:201802228102589936   整理番号:18A1242640

モデル甲虫類,Tribolium castaneumの抗真菌性宿主防御におけるLaccase2とYellow-E遺伝子の関与【JST・京大機械翻訳】

Involvement of laccase2 and yellow-e genes in antifungal host defense of the model beetle, Tribolium castaneum
著者 (8件):
資料名:
巻: 151  ページ: 41-49  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0632A  ISSN: 0022-2011  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前に,モデル甲虫Tribolium castaneumのキチンシンターゼ1遺伝子の適度なノックダウンが昆虫病原性真菌Beauveria bassianaおよびMetarhizium anisopliaeに対する宿主防御を阻害することを報告した。これらはクチクラ外皮の直接侵入(Hayakawaら,2017)を介して宿主昆虫に感染する。本研究では,この甲虫類種における安定なクチクラ構造の確立に重要であることが示されている黄色e(Y-e)遺伝子と同様に,ラッカーゼ2(Lac2)の抗真菌性役割に焦点を当てた。2つの遺伝子の発現プロファイルは互いに類似しており,後期蛹と中期から後期蛹にピークを示したが,Lac2の転写レベルはY-eよりも高かった。比較的少量のdsRNAによる前蛹と蛹のピークにおけるLac2遺伝子のノックダウンは,より明るい色を持つ蛹と,より明るい色とディンプル/皺を持つ成虫をもたらした。一方,Y-eの同様の遺伝子ノックダウンは,Lac2と比較して10倍多いdsRNAを持つが,暗色を持つ正常な外観と成体を持つ蛹をもたらした。これらのノックダウン動物を用いてB.bassianaおよびM.anisopliaeによる真菌感染アッセイを行った。Y-e遺伝子のノックダウンは,抗真菌性宿主防御に関して蛹と成虫の両方において,または制限された影響を持たなかった。同様に,Lac2遺伝子のノックダウンは,得られた蛹の防御表現型を有意に変化させなかった。鋭い対照により,2つの菌類種に対する成体甲虫の宿主防御は,Lac2遺伝子の適度なノックダウンによりほぼ完全に破壊され,おそらく成体の健全なクチクラの構築を通して抗真菌宿主防御における不可欠な役割を示唆した。最後に,Lac2ノックダウン成体における真菌感染に対する宿主防御の成熟を調べ,10日目の成虫は1日目の成虫と比較して死亡のいくつかの遅延を伴うM.anisopliae感染に対して感受性であることを見出したが,それらはB.bassianaに対して完全な不応性を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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