抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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PBLは身近な問題や事例を素材としながら,学習者が能動的に取り組み問題を自ら発見し解決していく能力を身につけていくチームによる学習形態であり,社会で求められる実践的な思考力を鍛えられる効果があることから大学等の教育現場における注目度は高まっている。一方では,チームによる学習形態であることに加え,特に,授業時間以外という教員の監督の目が届かないところでの検討作業を要する場合には,いわゆる「さぼり」が発生する可能性も高く,学習効果の低下,検討作業稼働の不均質化および人間関係の悪化等の負の側面のリスクも存在する。本稿では,PBLで発生し得るさぼりを分類した上で,各分類の要因に応じた対策について提案する。(著者抄録)