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J-GLOBAL ID:201802236728776237   整理番号:18A0362354

Arase衛星に搭載されたプラズマ波動実験(PWE)の電線プローブアンテナ(WPA)と電界検出器(EFD):仕様と初期評価結果

Wire Probe Antenna (WPT) and Electric Field Detector (EFD) of Plasma Wave Experiment (PWE) aboard the Arase satellite: specifications and initial evaluation results
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巻: 69  号: Dec  ページ: 69:174 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,Arase(ERG)衛星に搭載されたプラズマ波動実験(PWE)の電場測定の主要構成要素である電線プローブアンテナ(WPA)と電界検出器(EFD)の仕様と初期評価結果をまとめた。WPTは約31mの先端間長を有する2対のダイポール・アンテナからなる。各アンテナ素子は,電線の各端部(長さ15m)に球状プローブ(直径60mm)を有する。それらは宇宙船の自転面に直交して延び,太陽にほぼ垂直であり,直流から10MHzまでの周波数範囲の電場が測定可能である。このシステムは,球状プローブ(ERG:アルミニウム合金,MMO:チタン合金)の材料を別にして,BepiColombo水星磁気圏周回衛星搭載のプラズマ波動探査用WPTとほぼ同じである。EFDは,EWO(EFD/WFC/OFA)受信機の一部であり,WPTのバイアス制御能力により512Hzのサンプリング速度(ダイナミックレンジ:±200mV/m)で2チャンネルの電場,および128Hzのサンプリング速度(ダイナミックレンジ:±100Vおよび±3V/m)で4チャンネルの宇宙線電位を測定する。電場波形は,(1)プラズマダイナミクスと加速度についての基本情報,(2)MGFおよびPWE-MSCで測定された磁場を用いた様々な磁気圏状態におけるMHD波とイオン波の特性,を提供する。宇宙船電位は,PWE-HFAによってもたらされる上部ハイブリッド共振周波数から得られた電子密度と組み合わせた熱電子プラズマ変動と構造に関する情報を提供する。EFDには2つのデータモードがある。連続(中モード)データは,(1)64Hz(遠位点モード,L>4)または256Hz(近位点モード,L<4)における2チャンネルの波形,(2)1秒分解能で1~322Hzの1チャンネルスペクトル,および(3)8Hzでの4チャンネルの宇宙船電位として提供される。バースト(ハイモード)データは,(4)512Hzでの2チャンネル波形,および(5)128Hzでの4チャンネル宇宙船電位として間欠的に取得され,選択後にWFC-E/Bデータセットとともにダウンロードされる。本稿はまた初期観察段階での初期評価結果をも示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中層大気・超高層大気一般 
引用文献 (22件):

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