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J-GLOBAL ID:201802238459198049   整理番号:18A1369570

Arase(ERG)衛星搭載のプラズマ波実験(PWE)

The Plasma Wave Experiment (PWE) on board the Arase (ERG) satellite
著者 (17件):
資料名:
巻: 70  号: May  ページ: 70:86 (WEB ONLY)  発行年: 2018年05月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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宇宙空間(ERG)におけるエネルギー化と放射の探査プロジェクトは,地球周辺の相対論的電子の加速と損失機構を研究することを目的としている。Arase(ERG)衛星は,地球の放射線帯の中心における調査のために2016年12月20日に打ち上げられた。本論文では,Arase衛星搭載のプラズマ波実験(PWE)の仕様を紹介した。内部磁気圏において,ホイスラモードコーラス,電磁イオンサイクロトロン波,および磁気音波などのプラズマ波は,広いエネルギー範囲にわたって粒子と相互作用し,高エネルギー粒子損失および/または加速過程に寄与することが期待される。プラズマ波の分散関係を制御するので,熱プラズマ密度はもう一つの重要なパラメータであり,それは波動-粒子相互作用条件と波動伝搬特性に影響を及ぼす。DC電場もまた,内部磁気圏のグローバル動力学の制御において重要な役割を果たしている。直交電場センサー(WPT;ワイヤプローブアンテナ),三軸磁気センサー(MSC;磁気探索コイル),および電場検出器(EFD),波形捕獲および搭載周波数解析器(WFC/OFA),および高周波分析器(HFA)と名付けられた受信機から成るPWEを開発し,内部磁気圏のDC電場とプラズマ波を測定した。これらのセンサーと受信機を用いて,PWEは,電場に対してDCから10MHzまでの広い周波数範囲をカバーし,そして,磁場に対して数Hzから100kHzまでの範囲をカバーした。連続ELF/VLF/HFレンジ波動スペクトルとELFレンジ波形を毎日24時間生成した。また,波動方向発見のために連続データとしてスペクトル行列も生成した。さらに,2種類の波形バーストデータ,「コーラスバースト」と「EMICバースト」を断続的に生成した。また,波と粒子間の直接相関を導くソフトウェア型波動粒子相互作用分析器(S-WPIA)に生波形データを入力した。最後に,PWE観測戦略を導入し,いくつかの初期結果を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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磁気圏 
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