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J-GLOBAL ID:201802241689006593   整理番号:18A1333605

シイタケ原木栽培における特定防除資材を用いた病原菌対策に関する研究 III-食酢の希釈率の影響とHypocrea lacteaの子のう果形成試験の改良について-

著者 (2件):
資料名:
号: 71  ページ: 87-90  発行年: 2018年03月28日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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九州地域におけるシイタケの原木栽培現場では,近年Hypocrea属菌による被害報告が相次いでいる。その対策方法として農薬取締法によって使用が認められている特定防除資材による防除効果等について試験を行ったところ,食酢原液(酸度:4.2%)がHypocrea lacteaの培養菌糸を死滅させる効果があることが示唆された。しかしながら,食酢の原液をそのまま使用することは,経済上生産者の大きな負担になる。そこで,今回食酢の希釈率を複数段階変化させた際のHypocrea属菌の培養菌糸への影響について試験を行った。その結果,希釈すると短時間(10sec)の処理ではH.lacteaの培養菌糸を死滅させる効果が著しく下がるものの10min処理で5倍希釈までは再生の低下が観察された。しかしながら,7倍以上希釈した場合には長時間(10min)でもほとんど影響を与えないと考えられた。また,H.lacteaの子のう果形成試験では,シイタケの培養駒にH.lacteaの菌糸を接種した後の培養期間を1ヶ月にすることで,シイタケほだ木上でのH.lacteaの子のう果形成率を向上させることに成功した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除 
引用文献 (6件):
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