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J-GLOBAL ID：201802242730357035   整理番号：18A0122130

石積擁壁の耐震補強効果の検討のためのSPH-DEM連成解析法の開発

DEVELOPMENT OF SPH-DEM COUPLING METHOD FOR EVALUATION OF SEISMIC RETROFIT METHOD OF STONE MASONRY RETAINING WALL

著者 (9件)： 小野祐輔 (鳥取大学大学院 工学研究科) ,  相澤類 (東京消防庁消防学校) ,  酒井久和 (法政大学 デザイン工学部) ,  太田直之 (公益財団法人鉄道総合技術研究所 防災技術研究部) ,  中島進 (公益財団法人鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部) ,  藤原寅士良 (東日本旅客鉄道株式会社 構造技術センター) ,  高柳剛 (公益財団法人鉄道総合技術研究所 防災技術研究部) ,  湯浅友輝 (公益財団法人鉄道総合技術研究所 防災技術研究部) ,  池田勇司 (法政大学デザイン工学部)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 73  号： 4  ページ： I_357-I_365(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)法と個別要素法(Discrete Element Method)を組み合わせ,石積擁壁の耐震対策工法の効果を検証するために利用できる数値解析法の開発を行った.開発した解析法を検証するために,既往の石積擁壁の耐震補強工法の効果を検証した実験を対象とした再現解析を行った.現時点において,参考にした実験を忠実に再現するためのモデル化と解析手法の開発が十分ではないため,実験結果を精度良く再現するには至っていない.しかしながら,本研究で示した解析方法によって,耐震補強として地山補強材を用いた場合に,石積擁壁の耐震性の向上を示すことができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *擁壁 ,  *耐震補強 ,  *計算機シミュレーション ,  石構造 ,  切土 ,  アースアンカ ,  計算流体力学 ,  個別要素法 ,  解析モデル ,  運動方程式 ,  接触機構 ,  相互作用パラメータ ,  応答解析 ,  振動台試験 ,  信頼度
準シソーラス用語： SPH法 ,  解析パラメータ ,  解析精度 ,  *石積擁壁 ,  地盤パラメータ ,  連成解析

著者キーワード (4件)： stone masonry retaining wall ,  seismic reinforcement ,  smoothed particle hydrodynamics method ,  discrete element method

分類 (3件)： 基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V) ,  構造動力学  (HD02000E) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (22件)：

• 浅羽英夫,根岸明廣,稲川雄宣,山本彰,疋田喜彦,塙守幸,田中修平:地震時における城郭石垣の変形挙動に関する検討-修復前と修復後の相違について-,土木学会第59回年次学術講演会概要集,III-137,pp. 273-274,2004.
• 田中邦煕:石垣の地震時挙動解析にFEMを適用する手法の可能性,土木学会土木史研究講演集,Vol. 26,pp. 287-298,2006.
• 笠博義,西田一彦,西形達明,森本浩行,阿波谷宜徳,山本浩之:個別要素法による城郭石垣の安定性解析の試み,土木史研究論文集,Vol. 27,pp. 45-51,2008.
• 村上友基,沼田宗純,目黒公郎:2次元拡張個別要素法を用いた石垣構造に対する耐震補強策の検討,生産研究,Vol. 65,No. 4,pp. 447-451,2013.
• 野間康隆,山本浩之,西村毅,笠博義,西形達明,西田一彦:城郭石垣の地震時変形予測と安定性評価に関する研究,土木学会論文集C,Vol. 69,No. 4,pp. 444-456,2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 石積擁壁 ,  耐震 ,  補強効果 ,  連成解析 ,  開発