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J-GLOBAL ID:201802254151716203   整理番号:18A0947394

異なる成熟期間の野菜黒ダイズ種子(エダマメ)におけるマルトース生産能力に影響する澱粉特性

Starch Properties Affecting Maltose Production Ability in Vegetable Black Soybean Seeds (Edamame) with Different Maturation Periods
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 236-249(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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野菜種子(エダマメ)として消費される黒ダイズ在来種「丹波黒」は,熱処理後の特異的に高いマルトース生産により特徴づけられ,それはその強化された甘味に寄与する重要な形質である。本報では,エダマメにおけるマルトース生産に関連する澱粉特性を,いくつかの他の生化学的因子と一緒に検討した。結果として,澱粉の低い糊化温度はマルトース生産の増加に主に寄与し,β-アミラーゼ活性はマルトース生産性と有意な相関を示さなかったが,短鎖アミロペクチンの割合増加と関連していると推定された。さらにアミロース含量は,β-アミラーゼの基質としてのその有効性と共に澱粉糊化の進行により,マルトース生産を促進する可能性がある。これらの澱粉特性は,特に成熟期間の後半の間,周囲温度に敏感であった。したがって,エダマメ種子におけるマルトース生産性はダイズ系統の成熟特性と強く相関していることが示唆された。一方,品種差に対する多重回帰分析により,成熟期の周囲温度に鈍感な澱粉含量も,マルトース生産性の増加に寄与すると推定された。これらの結果では,「丹波黒」よりも早い成熟ダイズ系統間において,澱粉含量がマルトース生産性の品種差において付加的な重要性を示すことが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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野菜  ,  食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品  ,  物質の代謝 
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引用文献 (54件):

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