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J-GLOBAL ID：201802259072840803   整理番号：18A0639027

産業用X線CT画像のための高精度部品セグメンテーション技術の開発及び実用化

Development of Precise Segmentation Technologies for X-ray CT Volume of Assembled Objects

著者 (5件)： 鈴木宏正 (東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻) ,  大竹豊 (東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻) ,  長井超慧 (東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻) ,  堀田淳 ((株)ゾディアック) ,  松川光彦 ((株)ゾディアック)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 84  号： 2  ページ： 118-122(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・Dimensional XCTによって,X線CTの応用範囲が非破壊検査から3次元座標計測に拡大。
・本稿では,産業用XCTの利用目的に座標計測が加わることによって,リバースエンジニアリングなど新しい需要に対応したX線CT画像の高精度部品セグメンテーションが可能な画像処理ソフトウェアを紹介。
・組立品を分解せずに丸ごとスキャンしたいという要求に応じた組立品のCTスキャン,および組立品の中の材質の境界を抽出するセグメンテーション(ボリューム画像の画素値が部品の材料密度と正の関係にあることを利用)を説明。
・半自動で効率よくセグメンテーションを行うシステムを目指し開発したSegMoの考え方,すなわち,入力であるボリューム画像と,処理アルゴリズムであるモース解体生成,段階的モース腹体構築,セルのラベル付け(手動),ポリゴン化の4段階を解説。

シソーラス用語： X線CT ,  *三次元 ,  計算機トモグラフィー ,  *断層画像 ,  精密測定 ,  *画像処理 ,  *ソフトウェア ,  セグメンテーション ,  リバースエンジニアリング ,  アルゴリズム ,  階層構造 ,  ラベル付け【画像】 ,  ポリゴン化 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： CTスキャン ,  モース複体生成 ,  画像処理アルゴリズム ,  *産業用X線CT ,  輪郭抽出

著者キーワード (8件)： industrial X-ray CT ,  volumetric image processing ,  image segmentation ,  reverse engineering ,  industrial X-ray CT ,  volumetric image processing ,  image segmentation ,  reverse engineering

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (7件)：

• 1) 鈴木宏正:3次元計測とデジタルエンジニアリングの融合,精密工学会誌,71,10(2005)1205-1208.
• 2) 大竹豊:産業応用における3Dスキャニング技術の活用,精密工学会誌,79,10(2013)908-912.
• 3) 鈴木宏正:3Dスキャニング技術を活用するデジタルエンジニアリング,精密工学会誌,83,10(2017)917-921.
• 4) 長井超慧,大竹豊,鈴木宏正:組立品のX線CTボリュームに対する階層的モース複体を利用したセグメンテーション,2017年度精密工学会春季大会学術講演会,H45,(2017).
• 5) Y. Nagai, Y. Ohtake, S. Watanabe and H. Suzuki : Hierarchical Edge-Based Segmentation and Its Applications, accepted for poster presentation, 7th Conference on Industrial Computed Tomography, Leuven, Belgium (iCT 2017), (2017).

タイトルに関連する用語 (6件)： 産業 ,  X線CT画像 ,  高精度部品 ,  セグメンテーション ,  開発 ,  実用化