文献

J-GLOBAL ID：201802265413943218   整理番号：18A0988287

助成金を伴う居住誘導施策の表明選好調査による基礎分析

著者 (4件)： 奈須朝也 (熊本市役所) ,  奈須朝也 (熊本大 大学院) ,  佐藤嘉洋 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  円山琢也 (熊本大 くまもと水循環・減災研究教セ)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 16  ページ： 214-218  発行年： 2018年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・熊本都市圏を対象に,コンパクトシティや居住誘導施策の助成金に対する住民の意識を把握し,また住み替え行動分析によって居住誘導策の助成金の効果をSP調査から分析。
・コンパクトシティのメリットを多く伝えることで,出しても良いと考える助成金額は増加傾向にあることを指摘。
・独自のSP調査により,助成金を説明変数に含んだ住み替え行動モデルを構築し,助成金の居住地誘導の効果を定量的に把握。
・助成金を支給することは居住誘導区域にある賃貸の家賃価格の低下と同価値であることを示唆。
・SP調査での回収率は低く,サンプルが限られたため,追加調査を行い,サンプルサイズを確保する必要性を指摘。

シソーラス用語： *補助金 ,  *住宅 ,  *都市 ,  *行為 ,  *行動科学 ,  熊本県 ,  都市圏 ,  *住民意識 ,  調査 ,  *統計解析
準シソーラス用語： SP調査 ,  コンパクトシティ ,  居住 ,  熊本市 ,  行動分析 ,  住替え ,  助成金

分類 (4件)： 住居地域計画一般  (RD03010G) ,  住宅問題  (RD03020R) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  土地利用一般,地域制  (RD02010Z)

引用文献 (10件)：

• 谷口綾子,浅見知秀,藤井聡,石田東生:公共交通配慮型居住地選択に向けた説得的コミュニケーションの効果分析,土木学会論文集 D, Vol.65,No.4,pp.441-448,2009.
• 西山悠介,中谷隼,栗栖聖,荒巻俊也,花木啓祐:居住地属性の住民選好に基づく類型化による居住地選択行動の解析,土木学会論文集 G(環境),Vol.67,No.6,pp.II_1-II_10,2011.
• 溝上章志,藤見俊夫,内添啓太:まちなか居住促進のための選好セグメントの分離とその特性分析,土木学会論文集D3(土木計画学),Vol.69, No.2,pp.121-134,2013
• 山崎敦宏,髙見淳史,力石真,大森宣暁,原田昇:居住のメリット・デメリットの提示に着目した居住集約化誘導方策に関する基礎的研究-SP調査に基づく個人の居住地選考の分析-,都市計画論文集,Vol.50, No.1,pp.20-27,2015.
• 富山市HP,住宅政策 http://www.city.toyama.toyama.jp/toshiseibibu/toshisaiseiseibika/jutakuseisaku.html (2015年11月15日アクセス)

タイトルに関連する用語 (6件)： 助成金 ,  居住 ,  表明選好 ,  調査 ,  基礎 ,  分析