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J-GLOBAL ID:201802266526073140   整理番号:18A2138366

低温乳酸発酵ならびに超高温加熱処理を施した筋原線維タンパク質モデル系におけるタンパク質分解と機能性発現に関する研究

Retort processing and cold lactic acid fermentation induce protein degradation and functional peptides derivation in myofibrillar protein system
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  ページ: 135-139  発行年: 2018年11月 
JST資料番号: X0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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食肉の主要タンパク質である筋原線維タンパク質を単純モデル系として用いて,レトルト加熱処理,あるいは低温増殖性乳酸菌を用いた低温発酵処理を施すことによる筋原線維タンパク質のタンパク質分解と機能性発現の有無について検討を行った。筋原線維タンパク質に120,130°Cのレトルト加熱処理を施すことによって,タンパク質分布パターンに大きな変化がみられたことに加え,遊離アミノ酸ならびにペプチド量の加熱温度上昇に伴う有意な増加が確認され,超高温加熱によって,筋原線維タンパク質の分解が生じることが示唆された。また,低温発酵処理によっても同様にペプチド量の増加がみられたが,遊離アミノ酸についてはレトルト加熱区ほどの顕著な増加はみられなかった。血圧上昇抑制作用のin vitro指標であるACE阻害活性については,発酵区では有意かつ顕著な活性の上昇がみられたが,レトルト加熱区ではその程度はわずかであり,その差も有意なものではなかった。以上のことより,レトルト加熱ならびに低温乳酸発酵処理によって筋原線維タンパク質は分解し,その結果生じた低分子ペプチド群にACEを阻害する因子が含まれる可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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食品蛋白質  ,  食品の加熱 
引用文献 (12件):
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