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J-GLOBAL ID：201802268117148458   整理番号：18A0250241

表層崩壊リアルタイムハザードシステム構築について-朝来市域のモデル構築(その2)-

著者 (10件)： 鏡原聖史 (建設工学研) ,  鏡原聖史 (ダイヤコンサルタント) ,  沖村孝 (建設工学研) ,  鳥居宣之 (神戸市工高専) ,  中川渉 (建設工学研) ,  中川渉 (応用地質) ,  原口勝則 (建設工学研) ,  原口勝則 (国際航業) ,  根本信行 (ダイヤコンサルタント) ,  植田允教 (RAPIDE)
資料名： 建設工学研究所論文報告集  (Memoirs of Construction Engineering Research Institute)
号： 59  ページ： 41-47  発行年： 2017年11月30日 
JST資料番号： G0690A  ISSN： 1347-2771  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,兵庫県と共同で,気象庁の観測雨量ならびに予測雨量を入力し,リアルタイムで表層崩壊の危険度を評価するシステムの構築・運用を進めている。また,著者らは,朝来市域において,表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築手順に従ってモデルを構築して,朝来市域で土砂災害が発生した平成21年台風9号時をシミュレーションして,土砂災害発生箇所の捕捉率84.8%,空振率5.6%という結果を得て,暫定的だが捕捉率の高いモデルを構築できた。本報告は,前報に引き続き第2報として,空振りを解消するために行ったモデルの改良点について述べ,修正したモデルにおける検証の結果について報告する。現在,朝来市では,本報告の改良モデルを実装してリアルタイムの箇所別危険度予測を行っている。

シソーラス用語： 兵庫県 ,  *崩壊 ,  *リスク ,  評価 ,  土砂災害 ,  *表層崩壊
準シソーラス用語： 改良モデル ,  危険度予測 ,  朝来市 ,  発生箇所 ,  *表層崩壊リアルタイムハザードシステム ,  捕捉率

分類 (2件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  雲と降水の微物理  (DC05110M)

引用文献 (10件)：

• 沖村孝・鳥居宣之・南部光広・原口勝則: 表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築に際して生じた課題と対策, 建設工学研究所論文報告集, 52, pp.119-137, 2010.
• 沖村孝・鳥居宣之・南部光広・原口勝則: 表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築に際して生じた課題と対策(2), 建設工学研究所論文報告集, 53, pp.153-173, 2011.
• 沖村孝・鳥居宣之・南部光広・原口勝則: 表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築に際して生じた課題と対策(3), 建設工学研究所論文報告集, 54, pp.159-183, 2012.
• 沖村孝・鳥居宣之・中川渉・原口勝則: 表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築に際して生じた課題と対策(4), 建設工学研究所論文報告集, 55, pp.91-116, 2013.
• 沖村孝・鳥居宣之・中川渉・原口勝則: 表層崩壊リアルタイムハザードシステムの構築に際して生じた課題と対策(5), 建設工学研究所論文報告集, 56, pp.45-66, 2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 表層崩壊 ,  リアルタイム ,  ハザード ,  システム構築 ,  モデル構築