抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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日本,本州中部の滋賀県で,リュウキュウベニイトトンボCeriagrion aurantium(Fraser,1922)の雄を新たに採集した。これは,本州中部近畿地方におけるこの侵入種の最初の記録である。この種の自然分布は,九州,琉球諸島,韓国,台湾,中国,東南アジアである。近年,関東と四国地区へのこの種の侵入が報告された(苅部,2007;中西,2011;小菅,2012;杉村,2013)。これらの記録から,成虫が周辺域に分散する場所から,卵の付着した熱帯水生植物が,庭園や公園に運ばれて人為的に移入されたと考えられる(苅部ら,2014)。(翻訳著者抄録)