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J-GLOBAL ID:201802275411876123   整理番号:18A1336436

NOx酸化物質(NOz)計測手法の開発と山岳地域における実大気への応用

Development of an Analytical Method for the Detection of NOz and Its Application to the Atmospheric Analysis at a Mountain Site
著者 (14件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 333-340(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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レーザー分光計測装置と化学発光分析装置を組み合わせ,NOxの酸化物質であるNOzを計測する分析手法を開発した.本研究では,化学干渉がなく,NO2固有の吸収波長を用いることで濃度を正確に計測可能なレーザー分光法を用いてNO2濃度を計測し,化学発光法により得たNOy濃度とNO濃度からNOz濃度を算出した.開発した分析手法を用いて,山岳地域である富士山頂にて2017年8月20日から22日にかけて,大気計測を行った.NOz濃度の平均値は0.28±0.26 ppbであった.NOz濃度が高い期間は中国韓国由来の気塊であり,濃度が低い期間は,海洋由来の気塊であったと推定した.NOz濃度とO3濃度に相関がみられ,相関プロットの近似直線の傾きからオゾン生成効率(OPE)を得た.山岳地域で観測したOPEは中国韓国由来の気塊では3~10,海洋由来の気塊では18であることが分かった.山岳地域によるNOz濃度の分析手法を確立し,実大気の計測に応用した.(著者抄録)
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著者キーワード (3件):
分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  大気中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (26件):
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