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J-GLOBAL ID：201802278882620845   整理番号：18A0628256

新規用途開発を目指した果実種子油の基礎研究

A fundamental study of oil from fruit seeds: Potential commercial applications

著者 (2件)： 邊見篤史 (リリース科学工業) ,  野村正人 (近畿大 工)
資料名： 季刊香料  (香りの本)
号： 277  ページ： 35-43  発行年： 2018年03月20日 
JST資料番号： F0797A  ISSN： 0368-6558  CODEN： KORYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 世界中に広く分布した植物は,人口動態の異なる地域の気候環境に適応する能力を持っている。さらに,植物は最近の気候変化に適応することができる。先史時代以来,人間は植物の種々の化合物を利用してきた。植物性生薬は,植物の良く知られた用途の一つである。植物性生薬を用いた長い経験を通して,人間は種々の症状に及ぼすそれらの医療効果に合わせて植物を分類してきた。健康意識の最近の高まりにより,食習慣が改善しており,人々はより多くの種類の果実を摂取している。本論文では,それらの商業的応用の可能性を調べるために,筆者らは種子Mangifera indica L.,Morella rubra,Lour.およびEriobotrya japonica(Thunb.)Lindl.)の油脂成分に関する基礎的研究を行った。これらの三種の季節的果実は容易に得られ,消費者に人気があり,その種は通常捨てられているので,これらを選択した。種子油の組成から,生活空間環境を改善するための消臭と香料製品で利用できる可能性があることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 植物性生薬 ,  *植物油脂 ,  *生体成分分析 ,  マンゴー ,  ビワ ,  *脱臭 ,  香料 ,  種子 ,  ヤマモモ科 ,  用途開発 ,  消泡 ,  *種子油
準シソーラス用語： Eriobotrya japonica ,  Mangifera indica

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  精油・香料・化粧品一般  (YG03010W)

引用文献 (23件)：

• Yoshikawa T. : Nippon Ishikai Zasshi, Vol. 120, FR46-FR48 (1998) .
• Mimura K., Kobayashi T., Mizukoshi S.: Rinsho Byori., Vol. 55, 35-40 (2007) .
• Esteves E. A., Oliveira L. G., Pires S. T., Batista A. G., Dessimoni-Pinto N.A.V.,Santana R. C.: Food Research International, Vol. 44, 2357-2361 (2011) .
• Muruganandan, S., Srinivasan, K., Gupta, S., Gupta, P. K., Lal, J. :J. Ethnopharmacol, Vol. 97, 497-501 (2005) .
• Carvalho, R. R., Pellizzon, C. H., Justulin, L., Felisbino, S. L., Vilegas, W., Bruni, F., Lopes-Ferreira, M., Hiruma-Lima, C.A.: Chem. Biol. Interact., Vol. 179, 344-350 (2009) .

タイトルに関連する用語 (5件)： 用途開発 ,  果実 ,  種子油 ,  基礎 ,  研究