文献
J-GLOBAL ID:201802282100871100   整理番号:18A2149560

海産海綿動物由来の二環ペプチドであるテオネラミドAはDMSO水溶液中でコレステロールに結合する ヒドロキシル化ステロールを用いたペプチド-ステロール相互作用の溶液NMRに基づく解析【JST・京大機械翻訳】

Theonellamide A, a marine-sponge-derived bicyclic peptide, binds to cholesterol in aqueous DMSO: Solution NMR-based analysis of peptide-sterol interactions using hydroxylated sterol
著者 (17件):
資料名:
巻: 1861  号:ページ: 228-235  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Theonellamide(TNMs)は,海洋海綿Theonella sp.から単離された抗真菌性で細胞毒性の二環ドデカペプチドである。ホスファチジルコリン膜におけるコレステロール(Chol)またはエルゴステロールの包含は,テオネラミドA(TNM-A)に対する膜親和性を有意に増強することが知られている。著者らは以前に,TNM-Aがジメチルスルホキシド(DMSO)溶媒系において単量体型に留まり,一方,ペプチドが水性媒体中でオリゴマを形成することを明らかにした。本研究では,水性DMSO溶液中の1H NMR化学シフト変化(Δδ_1H)を用いて,TNM-A/ステロール相互作用を評価した。Cholはこの溶媒中で良く溶解しないので,25-ヒドロキシコレステロール(25-HC)を使用し,それはCholのそれと非常に類似した方法で膜結合TNM-Aと相互作用することを示した。NMR滴定実験により解離定数K_Dを決定し,DMSO溶液中の25-HC結合により誘導されたTNM-Aの化学シフト変化を測定した。いくつかのアミノ酸残基について分子のある領域で有意な変化が観察された。溶液NMR実験からの結果は,以前の知見と共に,TNMの疎水性空洞がおそらくCholを組み込むTNM-Chol複合体がChol相互作用により極性が低くなり,膜におけるペプチドの蓄積が大きくなることを示唆した。膜内部へのTNM-Aのより深い浸透は膜破壊を増強した。また,Cholよりも多くのNMR溶媒において高い溶解度を有する25-HCのようなヒドロキシル化ステロールはステロールに対する汎用代替物として作用し,ステロール結合ペプチドの1H NMRに基づく研究に使用できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (12件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る