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J-GLOBAL ID:201802285793209308   整理番号:18A1241163

層状ケイ酸塩RUB-15の層間縮合に及ぼす挿入アミド分子の影響

EFFECT OF INTERCALATED AMIDE MOLECULES ON INTERLAYER CONDENSATION OF LAYERED SILICATE RUB-15
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1-11  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: G0436A  ISSN: 0009-8574  CODEN: CLASA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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層間縮合による層状ケイ酸塩のゼオライトへのトポタクチック変換は,従来の水熱法を用いて得られなかった異常な組成,構造および/または形態を有するゼオライトの合成に有利である。最近,層状ケイ酸塩RUB-15を,N-メチルホルムアミド(NMF)中での還流による層間縮合を通して,比較的欠陥の少ない方ソーダ石に変換することに成功した。しかし,RUB-15の層間縮合に及ぼすアミド分子であるNMFの影響はまだ完全には理解されていない。本研究では,アミド分子のサイズと層状ケイ酸塩との相互作用の両方について,層間縮合に及ぼすアミド分子の影響を理解するために,4つのアミド:NMF,ホルムアミド(FA),N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)およびN-エチルホルムアミド(NEF)のうちの1つの中でRUB-15を還流または加熱した。還流または熱処理生成物の粉末X線回折パターンと固体29Si MAS NMRスペクトルに基づいて,NMFとDMFの両方がRUB-15の層間縮合に適しており,最適なアミドはNMFであり,それは生成する欠陥が最少であるからである。FA(NMFより小さい)とNEF(DMFより大きい)は,ソーダライト形成のための層間有機化学種としてあまり適していない。また,層状オクタケイ酸塩の層間縮合は還流によりNMFの存在下で進行するが,DMF中では縮合は還流によって進行しないことも分かった。これらの結果は,層状ケイ酸塩の表面構造の点でアミド分子のサイズの整合とそれらの相互作用が層間縮合において主要な役割を果たすことを強く示唆している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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