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J-GLOBAL ID:201802289708202060   整理番号:18A0827416

傾斜Mg2Si/Ni多層複合材料の熱電性能に関する有限要素シミュレーション

Finite Element Simulation on Thermoelectric Performance of Tilted Mg2Si/Ni Multilayer Composites
著者 (1件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 154-157(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0691A  ISSN: 0532-8799  CODEN: FOFUA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Mg2Siは,300~600°Cの温度範囲の廃熱を用いたTE発電用の有望なn型熱電(TE)材料である。Mg2Siと金属材料による多層複合材料の構築は,TE特性の異方性と機械的性質の強化をもたらす。横方向TE力は,傾斜異方性TE材料(横TE効果)における垂直温度差を与えることにより生成される。本研究では,傾斜Mg2Si/Ni多層複合材料に焦点を当て,有限要素シミュレーション(FES)を用いて,TE性能に及ぼす構造条件の影響を調べた。500°C(高温側)と100°C(低温側)の同じ温度条件下でMg2Si層の異なる厚さ比と傾斜角を有する多層複合材料の2種類の要素モデルを用いてシミュレーションを行った。TE性能としての多層複合材料の出力を,開回路電圧とFESを用いて推定した内部抵抗から計算した。その値は,厚さ比と傾斜角によって変化した。傾斜多層複合材料の出力を最大化する厚さ比と傾斜角の最適構造条件を見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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半導体と絶縁体の電気伝導一般 
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