特許
J-GLOBAL ID:201803003275039890

接合構造体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人栄光特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-221366
公開番号(公開出願番号):特開2018-079476
出願日: 2016年11月14日
公開日(公表日): 2018年05月24日
要約:
【課題】溶融ナゲットの板厚方向における形成位置を適正化して、十分な溶融ナゲット径、溶込み率を得ることが可能な高品質の接合構造体及び接合構造体の製造方法を提供する。【解決手段】複数の板材11,13が重ね合わされた板組15の外側面に、板材11,13よりも薄厚で挿着部材21が取り付けられた薄板材17が重ねて配置されて溶接される。板組の各板材11,13、薄板材17、挿着部材21はアルミニウム又はアルミニウム合金からなる。薄板材17の板厚に対する板組15と薄板材17との合計板厚の比は4以上である。挿着部材21は、軸部21bと、薄板材17の外側板面から突出する頭部21aとを有する。軸部21bの先端から板材13の板厚内に至る範囲に溶融ナゲット23が形成される。薄板材17の板厚に対する薄板材17の板厚内に存在する溶融ナゲット23の厚みの比率が10%以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の板材が重ね合わされた板組の少なくとも一方の外側面に、前記板材よりも薄厚で挿着部材が取り付けられた薄板材が重ねて配置され、前記薄板材と前記板組とが溶接された接合構造体であって、 前記板組の複数の板材と前記薄板材と前記挿着部材がアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、 前記薄板材の板厚に対する前記板組と前記薄板材との合計板厚の比が4以上であり、 前記挿着部材が、前記薄板材に前記板組へ向けて嵌入された軸部と、前記薄板材の前記板組側と反対側の外側板面から突出する頭部とを有し、 前記挿着部材の前記軸部の先端から、前記板組の前記一方の外側面と反対側に配置された前記板材の板厚内に至る範囲に、溶融ナゲットが形成され、 前記薄板材の板厚に対する前記薄板材の板厚内に存在する前記溶融ナゲットの厚みの比率が10%以上であることを特徴とする接合構造体。
IPC (3件):
B23K 11/11 ,  B23K 11/18 ,  B21J 15/00
FI (3件):
B23K11/11 540 ,  B23K11/18 ,  B21J15/00 U
Fターム (1件):
4E065EA04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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