特許
J-GLOBAL ID:201803008642441430
逐次比較型AD変換装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
須田 篤
, 楠 修二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-201279
公開番号(公開出願番号):特開2018-064188
出願日: 2016年10月12日
公開日(公表日): 2018年04月19日
要約:
【課題】比較的簡単な回路構成で、高速かつ低消費電力でAD変換を行うことができ、低電力マイコンへの搭載に適し、変換誤差を抑制可能な逐次比較型AD変換装置を提供する。【解決手段】スイッチS1が、一端がMOSトランジスタの基板電圧VPSに接続された、容量がCP,CP/21,・・・,CP/2m-1のm個の基板用コンデンサを有している。サンプリングモードのとき、スイッチS1がONになって、共通端子Cnに基準電圧VREFを入力し、基板電圧VPSと共通端子Cnとを接続し、各基板用コンデンサの他端に入力電圧VINを入力する。電荷再分配モードのとき、スイッチS1がOFFになって、基板電圧VPSと共通端子Cnとの接続を解除し、各基板用コンデンサの他端に、一端が共通端子Cnに接続された逐次比較用のn個の変換用コンデンサのうち、対応する変換用コンデンサの他端に入力される電圧と同じ電圧を入力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端が共通端子に接続され、他端にそれぞれ入力電圧(VIN)と正側基準電圧(VH)と負側基準電圧(VL)とを選択的に入力可能に設けられた、容量がそれぞれCS,CS/21,・・・,CS/2n-1のn個の変換用コンデンサ(nは2以上の整数)と、前記共通端子の電位(VCn)と基準電圧(VREF)とを比較する比較部と、前記比較部の前段で、前記共通端子に対して前記基準電圧の入力をON/OFF可能に設けられたスイッチとを有する逐次比較型AD変換装置であって、
前記スイッチは、
MOSトランジスタと、一端が前記MOSトランジスタの基板電圧(VPS)に接続され、他端にそれぞれ前記入力電圧(VIN)と前記正側基準電圧(VH)と前記負側基準電圧(VL)とを選択的に入力可能に設けられた、容量がそれぞれCP,CP/21,・・・,CP/2m-1のm個の基板用コンデンサ(mは2以上n以下の整数)とを有し、
前記入力電圧をサンプリングするとき、ONになって前記共通端子に前記基準電圧を入力するとともに、前記基板電圧と前記共通端子とを接続し、CP,CP/21,・・・,CP/2m-1のm個の前記基板用コンデンサの他端に前記入力電圧を入力し、
前記比較部により逐次比較を行うとき、OFFになるとともに、前記基板電圧と前記共通端子との接続を解除し、CP,CP/21,・・・,CP/2m-1のm個の前記基板用コンデンサの他端に入力される電圧が、それぞれ対応するCS,CS/21,・・・,CS/2m-1のm個の前記変換用コンデンサの他端に入力される電圧と同じ電圧になるよう、前記基板用コンデンサの他端の接続を切替可能に構成されていることを
特徴とする逐次比較型AD変換装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5J022AA02
, 5J022AB04
, 5J022BA01
, 5J022BA05
, 5J022CE01
, 5J022CF07
引用特許:
前のページに戻る