特許
J-GLOBAL ID:201803010920713670

ストレージ装置及びストレージ装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-176250
公開番号(公開出願番号):特開2018-014129
出願日: 2017年09月14日
公開日(公表日): 2018年01月25日
要約:
【課題】圧縮データを格納するストレージ装置の処理性能を向上させる。【解決手段】ストレージ装置では、上位装置に対して最終記憶媒体との対応関係(マッピング)を持たない伸長VOLを提供して、上位装置から伸長VOLに対するアクセスを受け付ける。伸長VOLに書き込まれたデータをキャッシュメモリでオンライン圧縮し、圧縮されたデータを、最終記憶媒体と対応付けられたボリュームである圧縮VOLに対応付ける。同時にデータの書き込まれた伸長VOL上の領域と、当該データの圧縮データが対応付けられた圧縮VOL上の位置とのマッピング情報を維持することにより、上位装置からリード要求が来た時、マッピング情報に基づいて、リード要求で指定された伸長VOL上の位置情報を、最終記憶媒体の位置情報へと変換して、最終記憶媒体からキャッシュメモリ上に圧縮データを読み出し、圧縮データをキャッシュメモリで伸長して上位装置に転送する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ホスト計算機に接続され、プロセッサとキャッシュ装置と複数の最終記憶媒体とを有するストレージ装置であって、 前記ストレージ装置は、 前記ホスト計算機がアクセス可能な第1ボリュームと、 前記第1ボリュームに対応付けられたボリュームであって、前記第1ボリュームに対して前記ホスト計算機から書き込まれたデータを圧縮状態で格納するボリュームである第2ボリュームを有し、 前記プロセッサは、前記ホスト計算機から前記第1ボリュームに対するライト要求と前記ライト要求によるライト対象データを受け付けると、 (1)前記ライト対象データを、前記キャッシュ装置で圧縮状態にして前記キャッシュ装置内記憶領域に格納し、 (2)前記圧縮状態のライト対象データの、前記第2ボリューム上における格納位置を決定し、 (3)前記格納位置が決定されたことに応じて、前記圧縮状態のライト対象データの前記第2ボリューム上における前記格納位置に対応付けられるべき、前記最終記憶媒体上の記憶領域を確保し、 (4)前記キャッシュ装置から、前記ライト対象データを圧縮状態で読み出して、前記読み出された圧縮状態の前記ライト対象データを、前記確保された前記最終記憶媒体上の領域に格納する ことを特徴とする、ストレージ装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 ,  G06F 12/00
FI (4件):
G06F3/06 301W ,  G06F3/06 302A ,  G06F12/00 511A ,  G06F12/00 514E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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