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J-GLOBAL ID：201902214156963666   整理番号：19A2291551

制約を用いた効果的な組立順序の導出方法に関する研究 -中間製品の導出に着目したアプローチ-

A Study on an Effective Assembly Sequences Generation Method Using Constraints -An Approach Focusing on Generating Intermediate Products-

著者 (5件)： 市来崎治 (慶應義塾大学) ,  菊地宥斗 (成蹊大学) ,  高木聡 (成蹊大学) ,  池上敦子 (成蹊大学) ,  篠田心治 (成蹊大学)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 70  号： 2  ページ： 71-80(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,生産準備プロセスの短期化がますます求められており,組立工場においても最適な組立順序の決定に対する重要性は高まっている.しかし,実際には技術者の経験に基づいた,限られた組立順序の中での検討にとどまっていることが多い.本研究は,組立過程で組み立てられる中間製品(実行可能な中間製品)の導出に着目し,先行研究で提案された「位置関係マトリクス」から,自動的に実行可能な中間製品を網羅的に導出する手順を考案した.さらに,部品数の多い製品では網羅的な導出が困難になる課題をふまえ,必要制約,連続制約,先行制約の3種類の制約を設定し,それらを加味した実行可能な中間製品の効果的な導出方法を提案した.提案方法を22部品と55部品からなる2製品に適用し,その有効性を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： CAD【計算機】 ,  三次元 ,  *制約条件 ,  *組立 ,  順序 ,  *半製品 ,  製品 ,  位置 ,  生産工程
準シソーラス用語： 3D CAD ,  *組立順序 ,  中間製品 ,  *導出 ,  位置関係

著者キーワード (8件)： 組立順序 ,  3DCAD ,  生産準備プロセス ,  制約 ,  assembly sequence ,  3DCAD ,  pre-production process ,  constraint

分類 (1件)： 生産工程一般  (KB03010T)

引用文献 (15件)：

• [1] 篠田心治,丹羽 明,深見和彦,深澤大輔,星野正人,赤見勇雄,小林夏樹,佐藤秀臣,根立洋介:“3DCADデータを用いた新たな生産準備プロセス構築の基礎的研究”,IEレビュー,Vol. 44,No. 4,pp. 73-80(2003)
• [2] 篠田心治,丹羽 明:“基本変換に着目した組立作業の3次元CG活用法の提案”,日本設備管理学会誌,Vol. 17,No. 2,pp. 91-97(2005)
• [3] 日本設計工学会(編):「3次元CAD実践活用法」,コロナ社,pp. 135-138(2006)
• [4] Shinoda, S., Shimozawa, K., Niwa, A., Kawase, T., Matsumoto, T. and Mizumachi, T. : “A Proposal for Prototype-free Production Preparation Processes Utilizing 3DCG Animations”, J. Ind. Eng. Manage. Syst., Vol. 8, No. 2, pp. 109-120 (2009)
• [5] Yamanaka, H., Matsumoto, T., Shinoda, S. and Niwa, A. : “A Fundamental Study for Creating 3D CG Animation of an Assembly Work”, J. Ind. Eng. Manage. Syst., Vol. 11, No. 2, pp. 188-195 (2012)

タイトルに関連する用語 (7件)： 制約 ,  組立 ,  順序 ,  導出 ,  研究 ,  中間製品 ,  着目