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J-GLOBAL ID：201902217947074911   整理番号：19A2931785

2018年草津白根火山噴火に関する総合調査-草津白根山火山噴火から1年-

著者 (24件)： 小川康雄 (東京工大 理学院 火山流体研究セ) ,  青山裕 (北大) ,  山本希 (東北大) ,  筒井智樹 (秋田大) ,  寺田暁彦 (東京工大 理学院 火山流体研究セ) ,  大倉敬宏 (京大) ,  神田径 (東京工大 理学院 火山流体研究セ) ,  小山崇夫 (東大 地震研) ,  金子隆之 (東大 地震研) ,  大湊隆雄 (東大 地震研) ,  石崎泰男 (富山大 大学院理工学研究部) ,  吉本充宏 (山梨県富士山科学研) ,  石峯康浩 (鹿児島大 地震火山地域防災セ) ,  野上健治 (東京工大 理学院 火山流体研究セ) ,  森俊哉 (東大) ,  木川田喜一 (上智大 理工) ,  片岡香子 (新潟大 災害・復興科研) ,  松元高峰 (新潟大 災害・復興科研) ,  上石勲 (防災科学技術研 雪氷防災研究セ) ,  山口悟 (防災科学技術研 雪氷防災研究セ) ,  伊藤陽一 (防災科学技術研 雪氷防災研究セ) ,  常松佳恵 (山梨県富士山科学研) ,  常松佳恵 (山形大 理) ,  常松佳恵 (京大 防災研)
資料名： 自然災害科学総合シンポジウム要旨集  (自然災害科学総合シンポジウム報告書)
巻： 56th  ページ： 1-5  発行年： 2019年09月11日 
JST資料番号： S0449A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 草津白根山では,近年の火山活動が湯釜火口周辺に限定されていた。2014年からは,湯釜火口周辺で活動が高まり,山体の膨張を伴う地震活動,熱活動,火山ガス成分の変化が観測され,2年後には活動が終息した。一方で,1500年間活動のなかった本白根山鏡池北火口で,2018年1月23日に顕著な前駆的活動を伴わない水蒸気噴火が発生し,人的な被害が生じた。この噴火を受けて2018年度,2019年度に,地震学・測地学・地球電磁気学・地球化学・地質学に渡る科研費研究が実施された。噴火に先立って前兆的な現象の有無について,それぞれの分野で検討がなされた。また水蒸気噴火後にマグマ噴火への移行の可能性もありモニタリング研究を継続したが,現状では,本白根火山鏡池北火口の再活動の兆しは見当たらない。一方,草津白根山湯釜火口付近は,2018年4月,同9月,2019年5月に傾斜変動を伴う地震活動が発生し,再び活動的になってきている。(著者抄録)

シソーラス用語： *火山 ,  *噴火活動 ,  地震活動 ,  磁気測定 ,  火山噴出物 ,  防災 ,  *火山観測 ,  *草津白根火山 ,  水蒸気噴火 ,  火山防災
準シソーラス用語： 火山噴火

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 草津白根火山 ,  噴火 ,  総合 ,  調査 ,  草津白根山 ,  火山噴火