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文献
J-GLOBAL ID:201902227741583697   整理番号:19A0611087

成熟中の高温と太陽光の弱い放射はイネ(Oryza sativa L.)における乳白粒の組成に違った影響を及ぼす

High temperature and low solar radiation during ripening differentially affect the composition of milky-white grains in rice (Oryza sativa L.)
著者 (13件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 370-379 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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熟成中の温度と太陽光の放射はイネ(Oryza sativa L.)の穀粒形成に大きく影響する。高温および遮光処理の実験条件のほかに,日本で高温傾向を示す地域における環境条件においても,白変粒を誘導する気候因子の解析を行なった。背白(WB)粒および基白(BW)粒の頻度は温度および太陽光の放射と相関したが,乳白(MW)粒の場合は相関しなかったが,この結果は,複雑な気候因子がMW粒の形成に関与することを示唆した。さらに,高温で成長した場合と太陽光の弱い放射条件で成長した場合に発生する完全穀粒と乳白粒を区別する因子を同定するための研究を行った。既報の通り,MW粒の横断面における白変の表現型は環境によって全く違って,太陽光の弱い放射条件で栽培したMW粒では卵型白変米になって,高温で栽培したMW粒では中心部が白変した。穀粒硬度とアミロペクチンの鎖長分布からは,環境によるMW粒の違いを説明できなかった。高温におけるMW粒では1個当たりの重量が減ることなしに蛋白質量が減ったが,いずれか一方の環境条件で成長した完全粒と比べると,太陽光の弱い放射条件では穀粒1個当りの重量が減ってアミロースの含量は低下した。本研究結果は,高温と太陽光の弱い放射条件では,MW粒は澱粉と蛋白質の合成に関して違った生理学的機構によって形成されることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  稲作 

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