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J-GLOBAL ID:201902232547618305   整理番号:19A1888341

疎水性蛋白質ゼインとリン脂質からの模倣生体膜の形成:構造と応用【JST・京大機械翻訳】

Formation of a Mimetic Biomembrane from the Hydrophobic Protein Zein and Phospholipids: Structure and Application
著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号: 36  ページ: 19999-20006  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシ胚乳の貯蔵蛋白質α-ゼインは容易に大量に精製できた。本研究では,α-ゼインをリン脂質-コレステロール(PC-Chol)リポソームに組み込んだ。リポソームに取り込まれたα-ゼインの最大量は0.05%(mol/mol)であり,PC:ゼインモル比は2400であった。このレベルのゼイン挿入において,脂質二分子層の相転移温度はほとんど影響を受けなかったが,PC-Cholリポソームからのドキソルビシン(DOX)の漏出は,α-ゼインを相転移温度より高い温度で添加すると明らかに遅くなった。PC-Chol-Zeinリポソームの低温透過型電子顕微鏡写真は,多層ベシクル中の隣接膜が約7nmの規則的間隔でしばしば整列していることを示した。PC-Chol-Zeinリポソームのシンクロトロン小角X線散乱からのデータは,7.2nmの膜間間隔を有する多層構造の形成を示したが,ゼインの不在下では均一な膜配列は観察されなかった。この観察は,α-ゼインが2つの隣接する膜層を通して浸透するような伸長した立体配座を取ると仮定することによって良く説明できる。この特徴は,最近提案されたα-ゼインの超螺旋構造モデルと互換性があると思われる。一方,蛍光標識α-ゼインによる実験は,PC-Chol-Zeinリポソームが無傷細胞により取り込まれ,細胞内に拡散的に分布する代わりに細胞内のいくつかの特殊化領域(おそらくエンドソーム)に局在することを示した。したがって,PC-Chol-Zeinリポソームは興味深い生体膜モデルとして作用し,ドラッグデリバリーシステムとして適用できると思われる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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脂質一般 

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