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J-GLOBAL ID：201902233301701393   整理番号：19A0767239

水稲新品種「雪若丸」の食味特性

Characteristics of Taste of New Rice Cultivar “Yukiwakamaru”

著者 (15件)： 後藤元 (山形県農業総合研究セ) ,  阿部洋平 (山形県農業総合研究セ) ,  松田晃 (山形県農業総合研究セ) ,  浅野目謙之 (山形県農業総合研究セ) ,  鈴木啓太郎 (山形県農業総合研究セ) ,  新田洋司 (山形県農業総合研究セ) ,  中場勝 (山形県農業総合研究セ) ,  後藤元 (山形県農業総合研究セ) ,  阿部洋平 (山形県農業総合研究セ 水田農試) ,  阿部洋平 (山形県 農林水産部) ,  松田晃 (山形県農業総合研究セ 水田農試) ,  浅野目謙之 (山形県 農林水産部) ,  鈴木啓太郎 (農業・食品産業総合研究機構 次世代作物開発研究セ) ,  新田洋司 (茨城大 農) ,  新田洋司 (福島大)
資料名： 山形県農業研究報告  (Bulletin of Agricultural Research in Yamagata Prefecture)
号： 11  ページ： 1-10  発行年： 2019年03月31日 
JST資料番号： Z0250B  ISSN： 1883-4655  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水稲品種「雪若丸」の食味特性を明らかにするとともに,食味特性の要因を明らかにすることを目的として研究を実施した.「雪若丸」は良食味であることに加え,炊飯米の粘りがあり,かつ硬いため,これまでの品種にない食感を有する.炊飯米の表層は硬いものの,炊飯米全体の粘りと硬さのバランス度に優れるため,食味官能試験において,粘りがあり,かつ硬いと評価され,食味官能評価が良好である.粘りと硬さのバランス度が高く,良好な食味官能評価が得られる登熟温度は21~24°Cである.「雪若丸」は,炊飯米の表面の細繊維状構造が発達し,内部の糊化が適度で,一部では細胞壁がしっかり残る部分があることが,炊飯米の粒がしっかりとしている要因と考えられる.発達した表面の細繊維状構造は,炊飯米の白さにも関与すると推察される.(著者抄録)

シソーラス用語： *水稲 ,  *新品種 ,  *味 ,  食感品質 ,  官能検査 ,  米飯 ,  *電子顕微鏡観察 ,  食品特性 ,  *物理的性質 ,  山形県 ,  細胞壁 ,  品種差
準シソーラス用語： 官能評価 ,  食品物性 ,  *食味品質 ,  炊飯米

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  作物の品種  (FC02020V) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水稲 ,  新品種 ,  雪 ,  丸 ,  食味