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J-GLOBAL ID：201902235983605689   整理番号：19A1906268

ハロロドプシンのアニオンポンピングサイクルにおけるレチナール発色団の三段階異性化【JST・京大機械翻訳】

Three-Step Isomerization of the Retinal Chromophore during the Anion Pumping Cycle of Halorhodopsin

著者 (4件)： Kouyama Tsutomu (Department of Physics, Graduate School of Science, Nagoya University, Japan) ,  Ihara Kunio (Center for Gene Research, Nagoya University, Japan) ,  Maki Kosuke (Department of Physics, Graduate School of Science, Nagoya University, Japan) ,  Chan Siu Kit (Department of Physics, Graduate School of Science, Nagoya University, Japan)
資料名： Biochemistry  (Biochemistry)
巻： 57  号： 41  ページ： 6013-6026  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0270B  ISSN： 0006-2960  CODEN： BICHAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 網膜のall-trans/15-anti異性体が13-cis/15-anti立体配置に光異性化されると,Natronomonas薬物(pHR)からのハロロドプシンのアニオンポンピングサイクルが開始される。最近の結晶学的研究は,13-cis/15-syn網膜との反応状態がアニオン放出過程,すなわち13-cis/15-抗網膜を有するN状態の後,および全トランス/15-抗網膜を有するO状態の前に起こることを示唆した。本研究では,種々の臭化物イオン濃度での長寿命反応状態における網膜異性体組成を調べた。吸収スペクトルがtrans異性体(~tahr)のそれと比較して約8nm青方偏移した13-cis異性体(~約8nm)が,4M NaBr中のpHRリッチなカレット膜の低温懸濁液を連続光で照射すると著しく蓄積することが分かった。フラッシュ誘起吸収変化の分析は,13-cis異性体(~CSHR′)へのトランス光サイクルの分岐が13-cis/15-synレチナールによるO様状態(O′)の減衰の間に起こることを示唆した。すなわち,O′は全トランス/15-抗網膜により,~CSHR′またはOのいずれかに分解することができる。分岐反応の効率は臭化物イオン濃度に依存することが分かった。非常に高い臭化物イオン濃度において,アニオンポンピングサイクルは,スキーム~時間-(hν)→K→L_1a⇔L_1b⇔N→N′⇔O′⇔CSHR′⇔~tahrによって記述される。一方,低臭化物イオン濃度では,O′はOを介して~tahrに減衰する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *発色団 ,  網膜 ,  吸収スペクトル ,  *異性化 ,  *アニオン ,  低温 ,  異性体 ,  懸濁液 ,  光異性化 ,  結晶学 ,  臭化物イオン ,  *ハロロドプシン ,  脂環式化合物 ,  ビタミンA ,  不飽和アルデヒド ,  ポリエン
準シソーラス用語： 光サイクル ,  長寿命 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 視覚  (EJ13020B)

物質索引 (1件)： レチナール

タイトルに関連する用語 (5件)： ハロロドプシン ,  レチナール ,  発色団 ,  段階 ,  異性化