抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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・中学生は応力集中という現象を概略把握しているものの,その内容は曖昧であるため,中学生が製作品のどのような部分が弱いか,どうしたら弱い部分を強化できるかを適切に判断できるような技術科設計学習教材が必要であることを解説。
・光弾性試験片に手や重りで装荷し応力分布を観察するための光弾性教材の構造を解説。
・三角形の切り欠き,半円の切り欠き,亀裂などがある6種類の試験片を準備し,偏光メガネを装着した観察者が光源を点灯させた観測装置の前で試験片内の等色線を観測するという応力集中学習のための教材を解説。
・トラス構造,ラーメン構造,面構造,および補強されていない構造という四の試験片を用い丈夫な構造を学習するための教材を解説。
・1)応力分布の視覚的理解,2)切り欠きの形状による応力分布の違いの理解,3)構造物の補強による応力分布の違いの理解,といった期待される教育効果を解説。