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J-GLOBAL ID：201902237765405878   整理番号：19A2895873

人口減少下での特定保留区域に関する研究

Study on Specific Reservation Area under Population Decrease

著者 (4件)： 瀬原稜眞 (神戸市) ,  松川寿也 (長岡技術科学大学大学院) ,  中出文平 (長岡技術科学大学大学院) ,  樋口秀 (新潟工科大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 901-906(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,地方都市の特定保留区域の指定経緯,維持手法を把握し,今後,人口減少下に対応した,特定保留区域の扱い方を調査し,そのあり方を提言することを目的とする。調査対象は,現在も維持している6自治体8地区,平成20年以降に廃止した7自治体14地区である。特定保留区域を維持し,人口フレームが減少している自治体では,特定保留区域を維持するために,現行の市街化区域設定手法の人口フレーム方式ではなく,特定保留区域を含む周辺地域で人口が増加していることを担保に市街化区域編入を果たした自治体があった。特定保留区域を廃止し,人口フレームが減少している自治体の多くは,地権者との合意が得られないことを要因としており,人口減少が直接特定保留区域の廃止につながった事例はほとんど見られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *過疎化 ,  地方都市 ,  *都市計画区域 ,  *都市計画 ,  人口 ,  事例研究 ,  新潟県 ,  土地区画整理 ,  公共事業 ,  都市化 ,  市街化調整区域 ,  市街化区域 ,  新潟市
準シソーラス用語： *特定保留区域

著者キーワード (6件)： 特定保留区域 ,  区域区分 ,  人口フレーム ,  Specific Reservation Area ,  Area Division ,  Population Frame

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (5件)：

• 1) 和多治・小林重敬(1990)「区域区分制度(線引き制度)の柔軟化に関する研究-神奈川県の特定保留制度の運用を中心に」,都市計画論文集No.25,pp.535-540
• 2) 西山達也・松川寿也・中出文平・樋口秀(2010)「区域区分制度における開発未着手地区に関する研究」,都市計画論文集No.45-3,pp.265-270
• 3) 浅野純一郎・山口歓(2015)「地方都市における逆線引き制度の運用状況と課題に関する研究-2000年以前の適用事例に着目して」,都市計画論文集No.50-2,pp.246-251
• 4) 山口歓・浅野純一郎(2016)「地方都市における逆線引き制度の運用状況と課題に関する研究-2000年以降の適用事例に着目して」,都市計画論文集No.51-1,pp.118-124
• 5) 田之上貴紀・松川寿也・佐藤雄哉・中出文平・樋口秀(2015)「人口減少下での区域区分定期見直しの実態とあり方に関する研究」,都市計画論文集No.50-3,pp.986-991

タイトルに関連する用語 (3件)： 人口減少 ,  区域 ,  研究