文献

J-GLOBAL ID：201902245810697351   整理番号：19A1343764

ネットワーク活動再構成は目標から行動への移行の基礎となる【JST・京大機械翻訳】

A Network Activity Reconfiguration Underlies the Transition from Goal to Action

著者 (6件)： Marcos Encarni (Department of Physiology and Pharmacology, Sapienza University of Rome, Rome, Italy) ,  Marcos Encarni (Instituto de Neurociencias de Alicante, Consejo Superior de Investigaciones Cientificas-Universidad Miguel Hernandez de Elche, San Juan de Alicante, Spain) ,  Tsujimoto Satoshi (Department of Intelligence Science and Technology, Graduate School of Informatics, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Tsujimoto Satoshi (The Nielsen Company Pte. Ltd., Singapore, Singapore) ,  Mattia Maurizio (Istituto Superiore di Sanita, Rome, Italy) ,  Genovesio Aldo (Department of Physiology and Pharmacology, Sapienza University of Rome, Rome, Italy)
資料名： Cell Reports  (Cell Reports)
巻： 27  号： 10  ページ： 2909-2920.e4  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3124A  ISSN： 2211-1247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前頭前野(PF)におけるニューロンは,行動が選択され実行されるまで,現在の目標に関する記憶情報を表す。しかしながら,標的から特異的な作用への移行の基礎となるニューロン動力学はほとんど理解されていない。ここでは,目標符号化PFネットワークが動的に記憶から行動選択状態に再構成され,そのような再構成が不均一な興奮性を持つ細胞集合により仲介されることを示した。著者らは,PFからのニューロン活動を記録し,一方,サルは記憶された目標に基づいてそれらの行動を選択した。多くのPFニューロンは目標を符号化したが,それらの少数のみが記憶保持と行動選択段階の両方にわたっていた。興味あることに,ニューロンのこの少数の約半分は,ゴール行動遷移を通してそれらの目標選択を切り替えた。著者らの計算モデルにより,動的安定性と入力感受性の両方を同時に生成できる単一状態と双安定局所動力学を持つ不均一セル集合体からなるPFネットワークを提案した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 前頭前野 ,  細胞凝集 ,  *再構成 ,  凝集体 ,  興奮 ,  ニューロン ,  *ネットワーク ,  双安定性 ,  動的安定性 ,  感受性 ,  計算モデル ,  皮質 ,  神経活動 ,  大脳半球
準シソーラス用語： 行動選択 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 神経生理学 ,  前頭前野 ,  目標 ,  行動 ,  活動再構成 ,  神経回路 ,  計算神経科学 ,  皮質ネットワーク ,  アトラクタ準安定動力学

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活動 ,  再構成 ,  目標 ,  行動 ,  移行 ,  基礎