抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農業や環境測定におけるドローンベースのリモートセンシング(ドローン-RS)の方法を確立するためには,ドローン用の近赤外線カメラの価格と性能のバランスを見出すことが重要である。小規模農業でも使える低コストのドローン-RSシステムの確立を目指した。最初はYubaflex(BIZWORKS)近赤外線カメラを使用したが,RedEdge(MicaSense)カメラが2017年に利用可能になり,RedEdgeがYubaflexによって取得された固有のデータを継承する機能も含めて,2つの比較が興味深い問題になった。本稿では,この2種類の近赤外線カメラを価格と性能の観点から比較した結果を,画像処理上の留意点を含めて,提示した。以下の結論を得た:(1)Yubaflexベースの正規化植生指数(NDVI)値はRedEdgeベースのNDVI値より低かったが,両システムからのNDVI値は相互変換可能であった。(2)NDVI時系列または複数の画像から生成されたNDVI画像に基づいて植生を監視する場合,デジタル数(DN)を放射輝度値に変換する処理(ソフトウェアまたはプログラムを使用して)が必要である。(翻訳著者抄録)