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J-GLOBAL ID:201902266517803330   整理番号:19A1565541

イオン交換樹脂から調製したPd/C,Pt/C及びNi/C触媒を用いたギ酸からの水素製造

Hydrogen Production from Formic Acid Using Pd/C, Pt/C, and Ni/C Catalysts Prepared from Ion-Exchange Resins
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 423-429(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大規模な水素源として水素キャリアを利用するためには,水素製造のための効率的な触媒の開発が必要である。触媒活性は金属負荷の増加と金属粒子サイズの減少により促進されるが,金属粒子サイズは含浸法により調製された触媒に対する金属担持量の増加と共に増加することが一般的に受け入れられている。高い金属負荷容量と小さい金属粒子サイズを有する高活性触媒を得るために,イオン交換樹脂を用いた炭素担持金属触媒の調製方法を用いた。3つの炭素担持金属触媒,Pd/C,Pt/C,およびNi/C,高い金属担持量(>10wt%)および小さい金属粒子サイズ(透過型電子顕微鏡(TEM)観察で,2.7~3.6nm)の調製に成功した。COまたはH2パルス化学吸着から推定した金属粒子サイズはTEMにより観察されたものより大きく,小さな金属粒子が炭素担体に埋め込まれていることを示した。この埋め込み構造のため,触媒中の金属粒子サイズは500°Cでの炭化で約3nmに保持された。さらに,ギ酸の脱水素を低温で調製した触媒上で行った。これらの触媒は100~200°Cの温度範囲でギ酸からの水素製造に対して高い活性を示した。Pd/CとPt/Cは,100°Cでそれぞれ0.35と0.49s-1の最も高いターンオーバ頻度をもたらし,それは大量の少量の金属粒子に起因していた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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不均一系触媒反応  ,  燃料電池 
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