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J-GLOBAL ID:201902267585941259   整理番号:19A0235384

Ascaris lumbricoidesとヒト小腸におけるムチン12の共有発現【JST・京大機械翻訳】

Shared expression of mucin12 in Ascaris lumbricoides and the human small intestine
著者 (5件):
資料名:
巻: 227  ページ: 19-24  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0912A  ISSN: 0166-6851  CODEN: MBIPDP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,小腸の寄生虫であるヒトAscaris lumbricoidesの宿主寄生虫関係に焦点を当て,世界中で最も一般的な寄生虫の1つである。本研究の一部として,分子技術を用いて,A.lumbricoidesとヒト小腸粘膜の間に共通の抗原性,共有蛋白質が存在すると仮定して宿主寄生虫の関係を調べた。抗A.lumbricoidesポリクローナル抗体をスクリーニングすることにより,ヒト結腸cDNAライブラリーから3つのDNAクローンを得た。膜貫通ムチン12遺伝子をこれらのクローンの配列解析後に同定した。ポリクローナル抗ムチン12抗体による免疫染色の特異的シグナルは,A.lumbricoidesの粘液分泌器官,表皮および腸管で観察された。これらのシグナルは免疫組織化学が特異的ペプチドを持つ前吸収ポリクローナル抗体を用いて行われた時に消失した。これらの結果は,ムチン12がA.lumbricoidesの表皮における粘液分泌器官に局在することを示唆する。さらに,宿主におけるムチン12局在部位を調べた。特異的ムチン12シグナルは小腸のクリプトと絨毛の周りに存在する粘膜上皮に観察された。従って,ムチン12はA.lumbricoidesとその宿主の両方で共通の抗原性を示す蛋白質であることを示唆した。成体A.lumbricoidesは,宿主免疫系により攻撃されることを避けるためにムチン12を分泌することにより,小腸であるという好ましい環境で生きていると推定される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  遺伝子の構造と化学  ,  消化器の基礎医学  ,  免疫反応一般 

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